フラグメントのAI「NEO」がデジタル化・AI導入補助金2026の対象に
フラグメント株式会社が提供するAIエージェント「NEO」が、「デジタル化・AI導入補助金2026」の事務局にITツールとして登録されました。製造業と情報サービス業での利用を対象としており、導入の相談や初期設定、研修、最大2年分の保守サポートも補助対象に含まれます。申請を経て交付が決定した場合、NEOの利用料および関連費用の一部について補助を受けることができます。
背景と開発の目的
多くの中小企業では、業務の依頼や決定事項がチャットやメールの中に埋もれてしまいがちです。依頼された内容を忘れる、過去の決定理由が探せない、担当者交代による経緯の喪失といった課題が日常的に発生しています。専任の管理者を配置する余裕がない企業ほど、こうした抜け漏れが業務の遅延や同様の失敗の繰り返しにつながる要因となっていました。
AIエージェント「NEO」の主な機能
NEOはチーム内のチャットにおける会話や資料を読み込み、業務を支援する機能を備えています。チャット上で「金曜までに見積もりをお願いします」と入力すると、担当者と期限が設定されたタスクを自動で作成します。また、期限の前日や当日に担当者へ通知を行い、作業完了後はボタン1つで完了状態に更新できます。
過去の経緯を確認する際も「去年、A 社の値引きはいくらで決めた?」と尋ねることで、過去の会話や資料から根拠となる発言・資料を示しながら回答します。さらに、決定事項や作業手順をwikiページにまとめ、引き継ぎ資料として活用可能です。作成されたページは閲覧者がその場で修正できます。Microsoft TeamsやSharePointの会話・資料の取り込みにも対応しています。
製造業および情報サービス業での活用例
製造業においては、設備ごとの段取りや不良発生時の対処方法を、担当者のやり取りや作業指示書、点検記録からNEOがwikiに整理します。後任者は「3 号機の立ち上げで、冬に気をつけることは?」と質問するだけで、理由と出典が明記された回答を得られます。
情報サービス業では、案件ごとの仕様決定の理由や障害対応の経緯を、チームのやり取りと資料から自動で集約します。プロジェクトの途中から参加した担当者も「この案件で、ログインの方式をなぜ変えたのか」と質問することで、当時の発言や資料に基づいた経緯を確認できます。
補助金の対象費用と申請スケジュール
今回の登録により、NEOのクラウド利用料(最大2年分)のほか、導入・活用の相談費用、導入時の設定やマニュアル作成、導入研修、最大2年分の保守サポート費用が補助の対象となります。補助率は2分の1以内(条件により3分の2以内)です。
費用の参考試算として、社員20人で2年間利用する場合、利用料120万円(1人あたり年30,000円)と保守サポート72万円(30席まで 年36万円)の合計192万円(税抜き)となります。補助率2分の1で交付決定された場合、補助額は96万円となり、負担額は96万円(月あたり4万円、1人あたり月2,000円、税抜き)です。費用は実際の利用人数や内容によって変動し、補助金は導入と実績報告の後に支払われる後払い方式のため、一度全額を支払う必要があります。
申請は導入企業とIT導入支援事業者であるフラグメントが共同で行い、審査を経て補助の可否が決定されます。交付決定前に契約した費用は補助の対象外となります。現在は製造業と情報サービス業を対象に登録されていますが、他業種でも登録の準備が進められています。
次の申請締め切りは2026年12月1日(火)17:00です。申請には取得に2週間ほど要する「GビズIDプライム」が必要です。
サービスおよび運営会社の概要は以下の通りです。
- サービス名:NEO
- サービスURL:https://agent-neo.ai/
- 会社名:フラグメント株式会社
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- 代表者:代表取締役 伊藤伸博
- 事業内容:AIチャットエージェント「NEO」の開発・運営
- 会社URL:https://flagment.co.jp/
本記事はフラグメント株式会社の発表をもとに作成されています。
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