亀戸駅北口で市街地再開発準備組合が設立 事業協力者にNTT都市開発を選定
東京都江東区の亀戸五丁目地区における地権者等は、亀戸駅北口の市街地再開発事業の実施に向けて、2026年9月13日に亀戸五丁目地区市街地再開発準備組合を設立した。あわせて、事業協力者として東京都千代田区に本社を置くNTT都市開発株式会社(代表取締役社長 池田 康)を選定した。今後は同社とともに、関係権利者の意向確認や各種調査・検討といった具体的な計画策定に着手する。
亀戸駅北口の約1.8haを対象に再開発を検討
検討区域は、JR総武線・東武亀戸線「亀戸」駅の北側に位置し、明治通りと亀戸中央通り商店街に接する東京都江東区亀戸五丁目(地番)の一部である。想定される区域面積は約1.8haとなっており、事業名称は「(仮称)亀戸五丁目地区市街地再開発」とされている。なお、検討区域に関しては今後の協議で変更が生じる可能性がある。
地域の歴史や魅力を受け継ぎながら、防災性・安全性の向上や賑わいの創出など、対象地区および周辺地域の発展に寄与する街づくりをめざすとしている。
江東区都市計画マスタープランにおける位置付けと地域課題
亀戸駅周辺は、「江東区都市計画マスタープラン2022」において「亀戸都市核」に位置付けられている。江東区の北の玄関口として、商業・業務・交流などの多様な都市機能の集積や、交通利便性の向上、回遊性の高い街づくりを進める方針が示されている。
一方で、検討区域が位置する亀戸五丁目では、老朽建物の密集や細街路、浸水リスクといった防災上の課題への対応が求められている。
勉強会から準備組合設立に至る経緯と今後の展開
検討区域では、2023年11月から勉強会を重ねて街の歴史や地域課題、将来の街の姿について意見交換を行ってきた。2024年12月には有志の地権者により「亀戸北口まちづくり発起人会」が組織され、市街地再開発の実施に向けた検討活動が進められてきた経緯がある。その後、検討区域における約6割の地権者から賛同が得られたことを受け、準備組合の設立に至った。
今後は準備組合とNTT都市開発が中心となり、関係権利者の合意形成を図りながら、都市計画、施設計画および事業計画の検討や関係機関との協議などを進める。亀戸の街が培ってきた歴史や文化を大切にしつつ、災害に強く安全で快適な住環境と賑わいのある街の実現に向けて取り組んでいく方針だ。
事業の概要
- 事業名称:(仮称)亀戸五丁目地区市街地再開発
- 検討区域:東京都江東区亀戸五丁目(地番)の一部
- 区域面積:約1.8ha
本記事は亀戸五丁目地区市街地再開発準備組合およびNTT都市開発株式会社の発表をもとに作成。
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