ブックダム、資本主義と会社のあり方を問う新刊を2026年11月9日に発売へ
株式会社ブックダムは、HOP株式会社代表取締役の岩崎春夫氏による新刊『魔法使いの弟子たちへ 資本主義の呪縛を解く もう一つの会社の物語』を2026年11月9日(月)に発売します。現代の資本主義や会社のあり方を、古代アテナイの若者やキツネなどが登場する哲学対話の物語として問い直す内容となっています。


本書は、1797年にドイツの詩人ゲーテが発表した寓話詩『魔法使いの弟子』を題材にしています。弟子が呪文をかけて水を運ばせた箒が暴走する物語を、競争と成長の呪文をかけられて環境破壊や格差を生み出す現代の資本主義と市場に重ね合わせています。
作中では、還暦を過ぎたベテランビジネスマン「観人(かんと)」が、紀元前4世紀のアテナイからやってきた哲学者の卵アリス、靴職人の青年テレス、そして人類の知恵を象徴する1匹のキツネと暗闇の中で対話を重ねます。アリストテレスやカント、アダム・スミス、ピケティ、岩井克人などの知を手がかりに、「会社とは何か」「働くとは何か」といった前提を紐解いていきます。


本書では、金融資本を目的に人を手段化する「貧しい資本主義」に対し、人的資本や自然資本など多様な資本を視野に入れる「豊かな資本主義」への道を提示しています。実在の企業例として、ブルネロ クチネリ、パタゴニア、モンドラゴン協同組合、石見銀山群言堂グループなどの姿も紹介されています。
また、マネジメントの本質について「預かって、育てて、返す」ことであるとし、理念を日々の経営に落とし込むための考え方が解説されています。複雑な概念を理解しやすくするため、作中ではキツネが差し出す図解とともに思索を深める構成が取られています。
推薦コメントと著者の問題意識
本書には経営学者の楠木建氏が「夢物語に見える。しかし、あながち夢ではない」と推薦の言葉を寄せています。
著者の岩崎春夫氏は、市場がかけた呪文が世界の均衡を崩し、企業の不正や働く人々の孤立を招いているという問題意識を提示しています。大企業での勤務やクライアント企業とのやり取りから得た実感を基にしており、よい会社が増えることで社会に自由と連帯が育まれるという信念が綴られています。

書籍概要
- 書名:魔法使いの弟子たちへ 資本主義の呪縛を解く もう一つの会社の物語
- 著者:岩崎 春夫
- 定価:2,640円(税込)
- 体裁:四六判
- ページ数:454ページ
- ISBN:978-4-911160-20-6
- 発行所:株式会社ブックダム
- 発売元:日販アイ・ピー・エス株式会社
- 発売日:2026年11月9日(月)
本記事は株式会社ブックダムの発表をもとに作成されています。
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