Dellows News

アゴダ調査で日本人旅行者の国内志向やAI活用傾向が判明 2027年動向予測

デジタル旅行プラットフォーム「Agoda(アゴダ)」を運営する Agoda Company Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Omri Morgenshtern)は、アジア11市場の旅行者3,395人を対象とした調査レポート「2027年 アジアの旅行動向に関する調査(2027 Agoda Asia Travel Pulse)」を発表しました。

調査結果によると、2027年に向けた日本人旅行者の動向として、国内旅行への根強い人気や短期旅行志向、旅行計画におけるAI活用の広がりなどが明らかになりました。一方で、宿泊施設の予約決定権は自分自身で持ちたいと考える傾向や、安全性へのこだわりも示されています。

国内志向と短期旅行がアジア11市場で最多

日本人旅行者の65%が2027年は「主に国内を旅行する」と回答し、調査対象となった11市場の中で最も高い割合となりました。アジア全体での国内旅行志向が29%にとどまる中、国内旅行への志向の強さが際立っています。

旅行期間についても「1~3日間」が55%を占め、11市場で最も高い結果となりました。次いで「4~7日間」が30%となっており、週末や短い休暇を利用した旅行への関心がうかがえます。

旅行計画でのAI活用が進む一方、予約決定は自身を希望

旅行計画にAIを活用する日本人旅行者の割合は48%となり、前年調査の20%から増加しました。

一方で、「AIエージェントにホテルの予約を任せたいか」という質問に対しては、74%が「自分で予約したい」と回答しました。この割合はインドネシアと並び、調査対象の11市場で最も高く、AIの利便性を取り入れつつも最終的な予約や判断は自身で行いたい姿勢が見られます。

旅行を計画する主な理由として、日本では「グルメ体験」(52%)が最も多く、次いで「文化体験」(44%)が挙げられました。さらに「コンサート、フェスティバル、スポーツイベントなどへの参加」を目的に挙げる人は33%に上り、11市場で最も高い割合を記録しています。

宿泊予算については、1泊あたり「51~100米ドル」が52%、「50米ドル以下」が22%となり、合計74%が1泊100米ドル以下を想定しています。また、あまり知られていない「穴場」の旅行先を選ぶ要素では、「安全性・治安の良さ」(33%)が「旅行費用の安さ」(31%)を上回りました。安全性を重視する割合は11市場で最も高く、費用の安さよりも安全性を重視する傾向が示されています。

Agoda International Japan 代表取締役社長の猪飼匡氏は、日本人旅行者が限られた時間や予算の中で明確な目的を持って旅を楽しもうとしている点や、AIの利便性を取り入れつつも最終的には自身で納得して選択したいという意識が表れていると言及しています。

調査および組織の概要

本調査および発表元の概要は以下の通りです。

  • 調査対象:アジア11市場(香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム)の旅行者3,395人
  • 調査期間:2026年9月~10月
  • 運営会社:Agoda Company Pte. Ltd.(Booking Holdings傘下)
  • ウェブサイト:https://www.agoda.com/

本記事はAgoda Company Pte. Ltd.の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間