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西東社が書籍つながる美術史の出版に向けクラウドファンディングを開始

株式会社西東社は、古代から現代までの美術史を学べる書籍『7万年が7時間でわかる つながる美術史(仮)』の出版に向けたクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。

本書は、人気講座「美術史7万年講座」の書籍化を目指すもので、高額となる現代アート作品の画像使用料や許諾取得に関する費用の調達を目的としています。支援募集の期間は2027年11月4日(火)から12月25日(水)までで、書籍は2027年の発売を予定しています。

現代アート作品を多数網羅する美術史本の出版へ

本書『つながる美術史』は、古代から最新の現代アートまでをひとつの流れとして解説し、たった7時間で学べる美術史の本を目指しています。YBAsやリレーショナルアートといった近年の現代アートまで網羅する構成となっており、作品画像は300点以上の掲載が予定されています。

一方で、現代アートの作品画像は著作権の関係で使用料が高額となる場合があり、1点あたり数万円かかることがあります。通常以上の制作費が発生することから、クラウドファンディングで集めた資金は、主に150〜200点程度を想定する現代アート作品図版の許諾取得や掲載費用として活用される予定です。

時代のつながりを視覚的に理解する4つの特徴

本書は美術史の全体像を把握しやすくするため、4つの特徴的なアプローチを採用しています。

1つ目は、写真の登場による絵画の役割の激変など、美術史を「5つの大事件」で捉える構成です。転換期を把握することで全体の8割が理解できるよう構造化します。2つ目は、各時代の特徴を象徴する作品を1つ選定した「典型作品」の提示です。

3つ目は、その典型作品を中心に前後の作品を比較し、変化の理由や引き継がれた要素を視覚的に理解できる点です。そして4つ目として、一般的な美術史本では写真付きの解説が少ない近年の現代アートまで、写真付きで網羅することを目指しています。

著者・三杉レンジ氏の背景と出版への思い

著者を務める三杉レンジ氏は、現代アーティストとして活動する傍ら、中学・高校の美術教育に16年間携わってきた経歴を持ちます。2006年からはカフェで美術史の流れを取り入れた絵画教室「ルカノーズ」を始め、現在は目黒・池袋・立川・横浜の4拠点で約750名が通っています。

三杉氏は、日本の美術教育において美術史が重視されていない現状を指摘したうえで、著作権料を避けてAIイラストで代用するのではなく、本物の作品写真を掲載した本をつくりたいという思いから、今回のプロジェクトに取り組む姿勢を示しています。

書籍およびプロジェクト概要

書籍およびクラウドファンディングの概要は以下の通りです。

  • タイトル:7万年が7時間でわかる つながる美術史(仮)
  • 著:三杉レンジ
  • 発行元:株式会社西東社
  • 発売日:2027年(予定)
  • 判型・ページ数:A5/288ページ(予定)
  • クラウドファンディング開催期間:2027年11月4日(火)~12月25日(水)
  • プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/943112/view

発行元である株式会社西東社は、代表取締役を若松和紀氏が務め、東京都文京区湯島2-3-13に拠点を置き、書籍や電子出版物などの制作・販売事業を手がけています。

本記事は株式会社西東社の発表をもとに作成しました。

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