Dellows News

滝澤ベニヤの独自素材Paper-Wood、英米仏の展示施設に登録

北海道芦別市に本社を置く滝澤ベニヤ株式会社は、自社が製造する独自素材「Paper-Wood」が、フランス、米国、英国の世界的なマテリアル・ライブラリーに登録され、展示されていることを公表しました。同社によると、日本の木材メーカーとして初めての登録となります(2026年10月末時点で同社が確認した各マテリアル・ライブラリーの公開情報等に基づく自社調査)。

1936年創業の滝澤ベニヤ株式会社は、2026年に創業90周年を迎えました。長年培ってきた木材加工技術から生まれた素材が海外の著名なライブラリーに登録・展示されたことを受け、今後も世界のデザイナーや建築家との出会いを通じて日本発の素材の可能性を追求していくとしています。

海外3カ国のマテリアル・ライブラリーに登録

今回「Paper-Wood」が登録・展示された施設は以下の3カ所です。

  • フランス|matériO’(パリに拠点を置き、建築家やデザイナーなどに革新的な素材を紹介するマテリアル・ライブラリー)
  • 米国|Material ConneXion®(ニューヨーク発の世界的なマテリアル・ライブラリーで、建築、インテリア、プロダクトなど幅広い分野に革新的な素材を紹介)
  • 英国|Material Source(英国を中心に、グローバルの建築・インテリア・デザイン業界に向けて素材や製品を紹介するマテリアル・ライブラリー)

木と再生紙を組み合わせた積層素材「Paper-Wood」の特徴

Paper-Woodは、国産広葉樹の薄板と上質な再生紙を交互に重ね合わせてつくる独自の積層素材です。表面に塗装を施すのではなく、色のついた紙そのものを木材とともに積層することで、断面に鮮やかなストライプ模様が現れる特徴を備えています。

北海道産シラカバの間伐材なども活用しており、既存の木材資源に新たな価値を生み出しながら、家具やインテリア分野における新しい素材表現を可能にしています。

2026年11月の国内展示会へ初出展を予定

同社は2026年11月、国内外の建築・デザイン関係者に向けてPaper-Woodを紹介するため、国内の展示会へ初出展します。出展が予定されている展示会は次の通りです。

  • エシカルデザインウィーク東京 2026:2026年11月10日(火)~ 12日(木)/ 東京・虎ノ門ヒルズ
  • ジャパンホームショー & ビルディングショー 2026:2026年11月18日(水)~ 20日(金)/ 東京ビッグサイト 西1・2・3ホール

同社による資源活用の取り組みやものづくりの姿勢は海外メディアにも取り上げられており、2026年9月にはImpakterの“What Japan’s Hardwood Forests Can Teach Us About the Circular Economy”、2026年10月にはSustainable Brandsの“What If Sustainable Design Didn’t Need to Be Recyclable?”で紹介されました。

同社は、単に日本の木材を海外へ輸出することを目指すのではなく、日本で生まれつくられた素材そのものが世界のメーカーや建築家、デザイナーに選ばれ、長く使われ愛されることを目指すとしています。創業90周年を新たな出発点とし、環境に配慮したものづくりと品質・意匠性を備えた素材の可能性を世界へ届けていく方針です。

会社概要および問い合わせ先

滝澤ベニヤ株式会社の概要は以下の通りです。

  • 創業:1936年
  • 本社:北海道芦別市
  • 代表取締役:瀧澤貴弘
  • 事業内容:国産広葉樹を原料とした単板・合板の製造、ならびにその品質と意匠性を活かした高級家具やインテリア製品の企画・開発

本件に関する取材・お問い合わせ先:

  • 担当者:渡邉 佑、塩澤 佑香
  • メールアドレス:tasuku.watanabe@uplift-plus.com、yuka.shiozawa@uplift-plus.com

本記事は滝澤ベニヤ株式会社の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間