マナビライトの指導で88%が県外の先生と判明 教室に講師を置かない加盟校募集へ
大学受験向けオンライン個別指導サービス「マナビライト」を運営する株式会社アリカノは、指導中の生徒と先生の組み合わせや登録データの集計結果を公表しました。指導中の組のうち88%で先生が生徒と別の県に住んでいる実態が明らかになりました。同社はこの結果を受け、教室に講師を置かず全国の先生がオンライン指導を行う加盟校の募集を2026年10月より行っています。
指導中の88%で先生が県外在住 同県内のみでは候補が3%に減少
マナビライトが社内システムのデータを集計したところ、指導中の組(生徒の高校と先生の住所の県が分かる346組)の88%において、先生が生徒と別の県に住んでいることが分かりました。生徒ごとに志望大学・学部、入試方式、評定平均、部活動・資格、性格や話し方など10項目のデータをそろえて選考した結果、9割近くが県外の先生となっています。
また、生徒と同じ県に住む先生だけで選ぼうとすると、候補になる先生は登録している先生全体の3%にまで減ることも示されました。これは、住む県が分かる指導中の生徒338人ごとに同じ県に住む登録先生の数を数え、中央値である71名を登録先生総数の2,318名で割った割合です(2026年9月27日時点)。


さらに、志望分野を大学で学んだ先生が同じ県に1人でもいる生徒の割合を調べたところ、映像で8%、海洋/水産で18%、音楽で28%、地球科学/地学で51%にとどまる結果となりました。総合型選抜や学校推薦型選抜では志望分野への理解の深さが問われますが、該当する先生が同じ県内にいても、日程が空いており相性が合うとは限らない状況がうかがえます。
47都道府県から1万件超の問い合わせ 高まる年内入試需要
2025年10月1日から2026年9月30日までの1年間に、マナビライトへ寄せられた問い合わせは47都道府県すべてから届き、合計で10,028件となりました。
背景として、文部科学省「令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況」によると、2025年度の大学入学者の53.6%(総合型選抜19.5%+学校推薦型選抜34.1%)が総合型選抜や学校推薦型選抜で入学しています。一方で、株式会社アリカノがFC比較サイトに掲載されている学習塾のフランチャイズ19社を調べたところ、この入試の対策を主軸にしている企業はありませんでした(2026年9月時点)。
教室に講師を置かない「加盟校」の募集を開始
マナビライトはこれらの結果を踏まえ、教室に講師を置かないフランチャイズ加盟校の募集を2026年10月より開始しました。生徒は教室に通ってPCの前で本部選定の講師による1対1のライブ指導を受けます。本部が先生選びや709単元のカリキュラム、録画とカルテによる指導確認を担い、加盟オーナーは入会面談や家庭対応を担当します。
株式会社アリカノの経営企画室は、最も合う先生を選んだ結果として9割近くが県外の先生になったとし、「この入試の対策を受けられるかどうかが、住んでいる場所で決まらないようにしていきます」とコメントしています。
加盟校募集に関する条件等は以下の通りです。
- 加盟金:400万円(税別)。まだ加盟校がない市区町村の1校目は、加盟校が10校開校するまで300万円(税別)
- 開業に必要な総額:300万〜450万円(市区町村の1校目の場合。運転資金を含まない)
- 毎月の支払い:売上に対する割合(指導料20%・ロイヤリティ12%。集客代行プランは任意で20%)。生徒がいない月は0円
- 開業までの期間:予約から最短2週間(審査あり)
調査の概要
- 調査主体:株式会社アリカノ(マナビライト)
- 対象:指導中の生徒と先生の組(生徒の高校と先生の住所の県が分かる346組)、指導中の生徒(住む県が分かる338人)、登録している先生(2,318名)、マナビライトへのお問い合わせ(10,028件)
- 時点・期間:指導中の組・先生のデータは2026年9月27日時点、お問い合わせは2025年10月1日〜2026年9月30日
- 方法:社内システムのデータの集計(自社調べ)
本記事は株式会社アリカノの発表をもとに作成されています。文部科学省「令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況」の情報も参照しています。
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