REフォワード運用のFIP発電所が設備容量累計約30MWと15案件に到達
株式会社REフォワードは、市場運用を手掛けるFIP発電所において、設備容量(DC)累計約30MW、運用案件数15案件に達したことを発表した。初回案件の運用を開始した2026年1月から1年以内で達成したとしている。年間発電量は約2,500万kWh相当にのぼる。
運用規模の拡大と内訳
同社が運用する発電所の内訳は、北海道エリアが14案件、中国エリアが1案件となっている。2026年1月の初回市場運用開始から1年以内で、設備容量(DC)累計約30MW規模へ到達した。
同社代表取締役の伊藤走馬氏は、市場運用開始から約1年で設備容量(DC)累計約30MW・15案件まで規模を拡大できたことについて、発電事業者から市場運用を任され、実運用を積み重ねてきた結果との見解を示している。
FIP移行と出力制御を背景とする市場運用サービス
FIP制度への移行に伴い、発電事業者には高度な発電量予測や市場価格を踏まえた需給管理、インバランス対応といった新たな運用対応が求められている。さらに売電やプレミアムに関する請求・精算実務の複雑化に加え、全国的な出力制御の増加も課題となっている。
REフォワードは、市場運用の自社構築・運営に伴う事業者の負担を軽減し、収益最大化を支援するための包括的な市場運用サービスを展開している。
気象予報士体制や精算支援など運用の強み
同社は電力市場の分析やコンサルティングにとどまらず、自ら市場運用を行っている。運用上の特徴として以下の点が挙げられている。
- 気象予報士4名体制による高精度な発電量予測:積雪・降雪・雲量・地形特性・過去の発電実績などを考慮した独自モデルにより、インバランスリスクの抑制・低減に貢献する
- 制度移行から運用開始後の請求・精算までの一元サポート:各種申請や業務フロー整理から運用開始後の請求・精算実務までワンストップで対応する
- 系統系蓄電池やアグリゲーションへの発展性:小売電気事業(A0875)および特定卸供給事業(109)のライセンスを保有し、系統用蓄電池の運用ノウハウも反映する
今後の展開
REフォワードは今後、高圧FIP発電所を中心に市場運用の受託規模を拡大させるとともに、低圧案件を含む多様な発電所への対応を進める方針を示している。あわせて系統用蓄電池の市場運用やアグリゲーション事業との連携も強化していく構えだ。
株式会社REフォワードの概要
- 会社名:株式会社REフォワード
- 所在地:〒108-0073 東京都港区三田2-14-7 ローレル三田605号
- 代表取締役:伊藤 走馬
- 設立:2023年3月
- 企業サイト:https://reforward.co.jp/
本記事は株式会社REフォワードの発表をもとに作成。
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