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そうそう、死後にパスワードを引き継ぐSouSouの新機能キーバンクを提供開始

株式会社そうそうは2026年11月1日、デジタル終活アプリ「SouSou」の新機能として「キーバンク」の提供を開始した。キーバンクは、スマートフォンのロック番号や各種サービスのログイン情報を暗号化して預かり、利用者の逝去後にあらかじめ指定した家族へ引き継ぐ機能である。生前は家族に教えたくないものの逝去後には必要となる情報の管理や、外部サービスへの預け入れに対するセキュリティ不安の解消を目指している。

背景にあるデジタル遺品の管理難とセキュリティ不安

近年はネット銀行やサブスクリプションなどスマートフォン内で完結する契約が増加しており、主要なネット銀行の口座数は5年で倍増して4,000万を超え(日本経済新聞、2024年8月)、有料の動画配信サービスの利用者は3,450万人に上る(ICT総研、2024年末時点)。紙の通帳などがない契約は逝去後に家族が気付くことが難しく、国民生活センターにもスマートフォンのロック解除やサブスクの解約に関する相談が寄せられている(2024年11月公表)。

備えの必要性は認識されている一方、MS&ADインターリスク総研の調査(2026年5月、デジタルサービス利用者500人)ではデジタル終活の必要性を感じる人が86.0%に対し、完了している人は3.0%にとどまる。パスワードの管理方法は「記憶」が40.9%、「紙のメモやノート」が34.3%(トレンドマイクロ調査、2026年2月)で、家族へ生前に教えることへのためらいも進まない要因となっている。さらに、上場企業による100万件以上の個人情報の漏えいが2026年だけで10件にのぼる(東京商工リサーチ、2026年10月)など、外部サービスへの保管に対する不安も背景にある。

キーバンクは生前の登録、逝去の確認、逝去後の引き継ぎという3段階で動作する。登録できる情報は端末情報、銀行、証券・保険、クレジットカード、電子マネー・ポイント、サブスク、WEBサービス、SNS、公共料金等など10のカテゴリにわたり、項目ごとに引き継ぐ相手を指定できる。

逝去の確認にはマイナンバーカードを活用する。電子証明書の有効性を同社が日次で確認し、失効を検知すると「SouSou」でつながりのある人物の電子署名により逝去を確定する(デジタル逝去判定)。事前に判定者を指定する必要はなく、遺族が死亡届などの書類を用意する手間も生じない。

安全性に関しては、登録内容を利用者の端末上で暗号化して保管し、解除鍵を同社のサーバーに置かない仕組みを採用した。鍵は生前は本人の端末、逝去後は引き継ぐ相手の端末にのみ保持される。また、引き継ぐ相手が内容を確認する際にもマイナンバーカードによる本人確認が求められる。なお、マイナンバー(個人番号)やカードの暗証番号は取得・保存されず、クレジットカードの番号・有効期限・セキュリティコードは登録できない仕様となっている。

提供プランと利用条件

キーバンクは5件までの登録が無料で利用できる。買い切りのプレミアムプランは、提供開始記念の特別価格として4,980円(税込)で提供され、App StoreおよびGoogle Playのアプリ内課金で支払う。

利用にはSouSouアプリの会員登録とマイナンバーカードによる本人確認が必要となる。引き継ぐ相手もSouSouでつながり、キーバンクの初期設定を完了していることが条件となる。対応OSはiOS 16.0以降(iPhone)、Android 9以降(NFC搭載機種)である。

同社代表取締役の日下 上総氏は、自身の親を亡くした際の手続きの煩雑さと本人確認の曖昧さに着目し、前職で培ったマイナンバーカード関連の知見を活かしてサービスを開発したと説明している。

株式会社そうそうの概要

  • 所在地:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目1番地1 MA SQUARE AKIHABARA 3階
  • 代表者:代表取締役 日下 上総
  • 設立:2022年8月
  • 事業内容:エンディングプラットフォーム「SouSou」の企画・開発・運営
  • 「SouSou」会員数:17,036人(2026年11月1日時点)
  • URL:https://sousou-official.com/

本記事は株式会社そうそうの発表をもとに作成されています。

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