TCBの井口京介医師ら、二重埋没法の固定法による長期保持率を比較した論文を発表
美容クリニックのTCB東京中央美容外科に所属する井口京介医師らは、埋没式重瞼術における経皮的固定法(4点留め)と経結膜的固定法(裏留め)を比較し、重瞼線の長期保持率に関する研究論文を発表した。同論文は2026年10月、国際学術誌「Aesthetic Plastic Surgery」に掲載された。研究では、固定方法の違いが術後の長期的な重瞼線の安定性に関わる重要な要素であることが示唆されている。
423例を対象に術後4年間の経過を追跡
埋没式重瞼術後の重瞼線の消失は再手術の主な原因の一つとされており、長期的に安定したラインを維持する術式の検討が課題となっている。今回の研究では、2020年7月から2021年7月までに埋没式重瞼術を受けた423例を対象に後ろ向き観察研究を実施した。

対象の内訳は、経皮的固定法が174例、経結膜的固定法が249例となっている。術後4年間にわたって追跡調査を行い、Kaplan–Meier法による重瞼線保持率の比較や、Cox比例ハザード回帰分析を用いて固定方法と重瞼線消失との関連性を検討した。
経結膜的固定法で消失リスクが約57%低い結果に
調査の結果、経結膜的固定法は経皮的固定法と比較して重瞼線の長期保持率が有意に高い結果となった(log-rank p<0.001)。1年、2年、3年、4年の重瞼線保持率は、経皮的固定法がそれぞれ92.5%、85.6%、75.8%、67.1%であったのに対し、経結膜的固定法は100.0%、98.8%、93.2%、83.1%を示した。
多変量Cox回帰分析においても、経結膜的固定法は経皮的固定法と比べて重瞼線消失のハザードが約57%低いことが示された(HR 0.43、95% CI 0.29–0.64、p<0.001)。これにより、経結膜的固定法(裏留め)は経皮的固定法(4点留め)と比較して重瞼線の長期保持に優れる可能性が示されたとしている。
発表論文の詳細と執筆医師
掲載された論文および執筆医師の情報は以下の通り。
- 論文タイトル:Transcutaneous versus Transconjunctival Fixation in Non-Incisional Double Eyelid Surgery: A Long-Term Survival Analysis of Crease Retention
- 掲載誌:Aesthetic Plastic Surgery
- 掲載日:2026年10月
- 著者:Kyosuke Inoguchi, Takahiko Tamura, Hiromichi Okuma, Ryoichi Matsumoto, Yoji Miyamura, Michinori Yasuda, Takashi Yamauchi, Hiroo Teranishi
- DOI:10.1007/s00266-026-06230-2
- URL:https://link.springer.com/article/10.1007/s00266-026-06230-2
- 執筆医師:井口 京介(Kyosuke Inoguchi、TCB広島院 院長)
TCB東京中央美容外科の概要
山内 崇史が理事長を務めるTCB東京中央美容外科は、2026年10月時点で日本全国に95院を展開している。
- クリニック名:TCB東京中央美容外科
- 理事長:山内 崇史
- クリニック数:95院(2026年10月時点)
- 診療時間:9:00~19:00(9:00~10:00はカウンセリングのみ・一部の院では診療時間が異なります)
- 休診日:院により異なります
- オフィシャルサイト:https://aoki-tsuyoshi.com/

本記事はTCB東京中央美容外科の発表をもとに作成されています。
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