セレブロファーマ、酸棗仁に関する学術論文の一般向け解説記事を公開
大阪公立大学医学部発のヘルスサイエンスベンチャーであるセレブロファーマ株式会社は、代表取締役で同大学大学院医学研究科 特任教授の富山貴美が発表した学術論文について、一般向けに解説した記事をウェブサイトで公開した。公開された記事はママキを取り上げた第1弾に続く第2弾で、国際学術誌『eLife』に掲載された酸棗仁(サンソウニン)に関する研究を取り上げている。
専門知識がなくても読める解説記事を公開
学術論文は英語で書かれ専門用語で構成されているため、研究者以外が内容を理解することは容易ではなく、大学の研究知見は論文や学会の中にとどまりがちであるという背景がある。セレブロファーマ株式会社は、そうした知見を日々の暮らしの中で無理なく受け取れる形にしたいという考えのもと商品開発に取り組んでおり、情報の届け方についても同様に考えているとしている。
今回公開された記事は、専門知識を持たない読者に向けて作成されており、原稿は研究を行った富山貴美本人が内容を確認している。
酸棗仁に関する研究内容と解説の要点
公開された解説記事では、酸棗仁に関する研究について主に3つの点が紹介されている。
第1に、なぜ「薬」ではなく「食べもの」を研究したのかという点である。アルツハイマー病では、原因と考えられている物質が発症の20年以上前から脳に蓄積しはじめることが報告されており、処方箋を必要とせず自分の判断で毎日続けられる選択肢として食品に着目した背景を説明している。
第2に、認知症の型ごとに調べた理由が挙げられている。認知症には複数の型があり、型ごとに脳に蓄積するタンパク質が異なるため、研究では複数の型を再現したマウスを用意して検証を行った背景が紹介されている。
第3に、「煮出す」よりも「まるごと砕く」ほうが結果が出た点である。成分を煮出して抽出する一般的な方法に対し、研究では種をそのまま砕いた粉末のほうが少ない量で結果が出たとし、煮出す過程で失われるものがあるためと考えられている。
なお、紹介されている研究結果はいずれもマウスを用いた実験によるものであり、人における効果を示すものではない。また、作用の仕組みについても解明の途上にあるとしている。

セレブロファーマ株式会社は、脳と腸の関係に着目した研究知見を背景に、植物由来素材を活用したサプリメントブランド「CEREACTIS(セレアクティス)」を2026年4月より提供している。同ブランドでは、サプリメントに加えてデジタルを活用したサービスも提供している。

同ブランドの製品ラインナップには以下のものがある。
- MamaQi(ママキ):ハワイ固有の植物「ママキ」の恵みを活かしたサプリメント。主要成分はママキ葉乾燥粉末 200mg / 2粒(1日目安)、ママキ由来ポリフェノール(クロロゲン酸・カテキン・ルチン等)。関連特許は特許第7825335号。
- ZiziPhas(ジジファス):植物素材「酸棗仁」を活かしたサプリメント。主要成分はサネブトナツメ種子乾燥粉末 200mg / 2粒(1日目安)、酸棗仁由来のフラボノイド・サポニン類。関連特許は特許第7698391号。
いずれも一般食品(サプリメント)であり、疾病の診断、治療、予防を目的とするものではない。製造品質として国内GMP認定工場製造・ヒト安全性確認試験済となっており、パッケージは1month(60粒)、2weeks(28粒)、1week(14粒)が用意されている。

参考:解説対象の研究論文と会社概要
今回解説された学術論文の詳細は以下の通りである。本研究はセレブロファーマ株式会社および帝人株式会社の支援を受けて実施された。
- 掲載誌:eLife(2026年9月13日オンライン掲載)
- 論文タイトル:Simply crushed Zizyphi spinosi semen prevents neurodegenerative diseases and reverses age-related cognitive decline in mice
- DOI:10.7554/eLife.100737
- 研究グループ:大阪公立大学大学院医学研究科 老化・認知症制御学 ほか
セレブロファーマ株式会社は、大阪府大阪市中央区南久宝寺町4丁目5番6号 VERTEX本町ビル3階に本社を置き、代表取締役を富山貴美と松田和則が務める。健康食品の研究開発・製造・販売を手がけている。
本記事はセレブロファーマ株式会社の発表をもとに作成。
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