Dellows News

京都府亀岡市が高校で電子投票の模擬選挙を実施 2027年市議選の導入に向け

京都府亀岡市は2026年10月21日(水)、京都府立亀岡高等学校において、実際の選挙で使用される電磁的記録式投票機「デジ選®」を用いた「電子投票模擬選挙」を実施しました。同市では2027年1月24日執行予定の亀岡市議会議員一般選挙において「電子投票」の導入を決定しており、京都府内では15年ぶりの取り組みとなります。本番の選挙に先駆け、高校3年生を対象に実機を用いた模擬選挙が行われました。

高校3年生が本番仕様の投票機を体験

模擬選挙は2026年10月21日(水)午後2時~2時30分、京都府立亀岡高等学校(京都府亀岡市横町84)の各教室前で実施されました。亀岡市選挙管理委員会および亀岡市総務部 総務課が主催し、同校の協力のもと、各クラスに2台ずつ配備された本番仕様の電磁的記録式投票機が使用されました。

投票機には京セラ株式会社が提供するタブレット端末を使用して投票を行うシステム「デジ選®」が採用されており、参加した生徒からは「画面の指示が分かりやすく、迷うことなく最後まで投票できました」といった感想が聞かれました。また、亀岡市選挙管理委員会の担当者は、若者だけでなく文字を書くことが負担となる高齢者や障がい者にとっても優しいシステムであるとし、現場で利便性と信頼性を確認できたとしています。

電子投票の特長と全国的な導入状況

今回の取り組みは「地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律」に基づく制度です。電子投票の導入自治体は全国約1,700自治体の中でも数自治体(岐阜県美濃加茂市等)に限られており、全国的にも先進的なモデルとなっています。

システムの利便性や安全性として、以下の特徴が挙げられています。

  • 有権者の利便性: 鉛筆を持たずに画面をタッチするだけで投票が完了し、押し間違いを防ぐ確認画面が備わっています。
  • 開票事務の効率化: 投票データから瞬時に結果が集計されるため、深夜に及ぶ開票作業や人件費を大幅に圧縮でき、疑問票・按分票の発生もありません。
  • セキュリティ: 外部ネットワークや庁内LANから物理的に完全遮断されたスタンドアローン構造を採用しており、投票データは暗号化され、「投票の秘密」は完全に保護されます。

市内各所で出張体験会を展開へ

亀岡市では、全世代が安心して投票できる環境づくりを推進するため、11月から市内各所で電子投票機(タブレット端末)による模擬投票の市民向け出張体験会を開催します。

  • 11月14日(土)午後1時~5時:カインズ亀岡店
  • 11月18日(水)午後0時30分~4時:ガレリアかめおか1階(コンベンションホール前)
  • 11月22日(日)午後1時~5時:アル・プラザ亀岡
  • 11月29日(日)午前10時~午後3時:ガレリアかめおか1階(コンベンションホール前)
  • 12月中旬~2027年1月15日(金)午前9時~午後4時30分(平日のみ):市役所1階エントランスホール

本記事は京都府亀岡市の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間