アイエステクノポート、IBM i向けSS/TOOL-ADV for AI発売へ
株式会社アイエステクノポート(代表取締役社長:深井 淳)は、IBM i(AS/400)向けのプログラム分析・生成AI連携ツール「SS/TOOL-ADV for AI」を、2026年11月2日に発売する。
本製品は、IBM i向けアプリケーション開発・保守支援ツール「SS/TOOL-ADV」のプログラム分析機能に生成AI連携機能を加えた新製品である。分析・蓄積されたプログラム構造や呼び出し関係、フィールドの使用状況などを、生成AIから日本語の質問によって検索・活用できる仕組みを提供する。
分析技術と生成AIの融合による信頼性の高い調査

IBM iユーザー企業では、長期運用によるプログラム資産の複雑化や熟練技術者の高齢化、技術継承が課題となっている。一方、ソースコード解析への生成AI活用には、大量のコード読み込みや関連性の把握、分析結果の信頼性などに課題があった。
SS/TOOL-ADV for AIは、1995年の発売以来実績を持つ「SS/TOOL-ADV」の技術を活用し、IBM iの実行オブジェクトをもとに分析したプログラム構造や呼び出し関係、フィールドやファイルの使用状況をデータベースに蓄積する。生成AIはこの分析データベースを検索して回答を作成するため、ソースコードのみから構造を推定する手法に比べ、分析済みの情報を根拠とした信頼性の向上が期待できるとしている。
自然言語での対話型検索とMCPプロトコルへの対応
本製品は、生成AIと外部システムを接続する標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)」に対応している。IBM BobやClaude CodeといったAIクライアントから日本語で質問することで、生成AIが質問内容に応じた検索ツールを選定し、分析データベースから必要な情報を取得する。
オブジェクトの日本語説明情報を活用した業務用語からのプログラム調査や、追加の質問を重ねて関連プログラムやファイルを段階的に調べる対話型の調査も可能となっている。プログラム間の呼び出し階層などをMermaid形式の図で表現する機能も備え、システムの把握や担当者の引き継ぎ、若手技術者の育成支援にもつながるとしている。
IBM i上で稼働する構成とセキュリティ
AI連携機能は、IBM iのPASE環境上でNode.jsを使用するMCPサーバーとして稼働する。分析データベースにはODBC経由で接続するため、別途Windowsサーバーなどを用意する必要はない。
セキュリティ面では、分析データベースへの参照専用アクセスやトークン認証、HTTPS通信への対応、利用ログの記録といった仕組みを導入している。
調査対象となるプログラム資産は、RPG(ILE RPGのフリーフォームを含む)、COBOL、CLなどに対応する。

製品構成および関連情報
SS/TOOL-ADV for AIは、プログラム分析機能と分析データベース、生成AI連携機能を組み合わせた構成となっており、従来のSS/TOOL-ADVに備わっていた5250画面による対話型照会機能やドキュメント出力機能は含まれない。
なお、従来のSS/TOOL-ADVの利用者向けには、生成AI連携機能を追加する「SS/TOOL-ADV AIオプション」が提供され、既存の分析データベースを活用することもできる。
製品の概要および企業情報は以下の通り。
- 発売日:2026年11月2日
- 料金:取引パートナーまたは株式会社アイエステクノポートへ問い合わせ
- 稼働環境:IBM i(IBMがサポートしている範囲を推奨、最新PTF推奨)
- 製品詳細URL:https://www.istechnoport.com/product-service/prod-form-output/ss-tool-adv-for-ai/
- 会社名:株式会社アイエステクノポート
- 代表者:代表取締役社長 深井 淳
- 所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル 4階
- 設立:1990年7月17日
- 資本金:1000万円
- Webサイト:https://www.istechnoport.com
本記事は株式会社アイエステクノポートの発表をもとに作成。
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