WOWOW企画制作のドラマ八月の声を運ぶ男がイタリア賞で部門最優秀賞を初受賞
株式会社WOWOW(東京都港区、代表取締役 社長執行役員 ⼭本 均)が企画・制作した「八月の声を運ぶ男」が、放送番組国際コンクール「イタリア賞」のテレビ・ドラマ部門で部門最優秀賞となるイタリア賞を受賞した。WOWOWにとって同賞での受賞は初の快挙となる。本作は被爆者の声を集め続けたジャーナリストの実話に基づく作品で、NHKにて戦後80年ドラマとして2025年8月に放送された。
「イタリア賞」はイタリア放送協会(RAI)が1948年に創設した放送番組国際コンクールで、世界の優れたテレビやラジオ番組、デジタル作品を表彰している。
審査講評では、作品が人間に共通する普遍的な本質を描き、ジャーナリストの物語と被爆者の証言を通して原子爆弾が人に与えた影響を探究している点や、核の脅威がもたらす結果について深く気づかせてくれる点が高く評価された。
主演を務めた本木雅弘は「イタリアからの嬉しいお知らせに喜びを噛みしめています」とした上で、ドラマが国境を越えて心を通わせる事実に救いと温もりを感じるとコメントしている。演出の柴田岳志も、被爆者をめぐる物語が世界に伝わったことに感謝を述べ、戦争が拡大する今こそ多くの人の心に届いてほしいと語っている。
実話に基づく被爆者とジャーナリストの物語
本作は、長崎に暮らし日本全国を渡り歩いて被爆者の声を集め続けたジャーナリスト伊藤明彦の実話に基づいた、原爆によってもたらされた数奇な出会いの物語となっている。WOWOWの国内プロダクション事業の第1弾として企画・制作された。
劇中では、長崎の放送局を退職し、重い録音機材を携えて日本全国を渡り歩く辻原保(本木雅弘)が、周囲から理解されない孤独のなかで一人の被爆者・九野和平(阿部サダヲ)と出会う。その感動的な体験に心を揺さぶられ「声」を遺す決意を新たにするものの、その「声」には謎が秘められていたというストーリーが展開する。
放送・配信および劇場公開
テレビ版は2025年8月13日(水)にNHK(総合)で初回放送され、現在はNHKオンデマンドで配信されている。
また、放送版では公開されなかったシーンを追加し、登場人物たちの内面をより深く立体的に描いた映画「八月の声を運ぶ男」が映画館で公開されている。上映劇場は作品公式ホームページ(https://www.wowow.co.jp/film/august/)に掲載されている。
- 出演:本木雅弘 石橋静河 伊東蒼 国広富之 尾野真千子 田中哲司 阿部サダヲ
- 原案:伊藤明彦『未来からの遺言 – ある被爆者体験の伝記』
- 作:池端俊策
- 音楽:清水靖晃
- 制作統括:加茂義隆(WOWOW)、尾崎裕和、熊野律時(NHK)
- プロデューサー:松本太一(WOWOW)、森井敦(東映京都撮影所)
- 演出:柴田岳志
- 制作・著作:NHK/WOWOW
- 番組ページ:https://www.nhk.jp/p/ts/663796R2L1/
本記事は株式会社WOWOWの発表をもとに作成。
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