Nauto Japan代表執行役員社長に溝上勝功氏が就任
Nauto Japan合同会社は、2026年11月1日付で代表執行役員社長に溝上 勝功(みぞがみ かつのり)が就任したことを発表した。同社は、米国Nauto, Inc.と米国Nexar Inc.が経営統合して誕生したモビリティフィジカルAI企業「Empiric Earth」の日本拠点である。新体制のもと、ドライバーと車両の安全を守るAI技術に加え、世界中の道路から収集されるロードデータを国内市場へ展開していく。
経営統合を経て新体制が始動
米国Nauto, Inc.と米国Nexar Inc.は2026年7月に経営統合を行い、同年9月に新会社「Empiric Earth」として始動した。Empiric Earthはモビリティをめぐる社会課題に取り組むフィジカルAI企業で、「Give the physical world a memory, and give every machine the experience to act on it.」をミッションに掲げている。
日本拠点であるNauto Japanは2026年、新代表のもとで新たなスタートを切った。従来の車内安全向けAIに加えて世界中の道路から収集されるロードデータを日本国内へ届ける方針で、安全運行管理や道路の変化を捉えるまちづくり、自動運転の進化に向けて国内パートナーとともに可能性を広げていくとしている。
外資テック企業で約30年の実績を持つ溝上氏が就任
新代表執行役員社長に就任した溝上勝功(Randy Mizogami)は、NVIDIA、Vodafone、Adobe、SAP、Nokiaなどの外資テック企業で約30年にわたり日本事業を牽引してきた実績を持つ。半導体やモバイル通信、AI・IoT・データ活用に至るまで新市場の開拓に携わってきた。
直近ではEnthought合同会社の日本代表として製造業の研究開発部門のDXを推進し、最新テクノロジーによる企業変革を支援した。技術導入そのものではなくビジネス価値の創造を重視する姿勢を掲げており、2026年11月1日付でNauto Japan合同会社の代表執行役員社長に就任した。イノベーティブなソリューションの推進により、日本市場でのさらなる成長を図る。
安全運行と自動運転開発を加速させる方針
溝上氏は就任に際し、車内から運転の安全を守るリアルタイムAIと世界中の道路から集まるリアルなロードデータという2つの力を生かし、自動車産業や安全文化を持つ日本市場において事故防止や実走データによる自動運転の開発・検証を加速させていく考えを示した。
自動車メーカーやサプライヤー、運輸・物流関係者とともにクルマの安全と進化を支え、ミッションに掲げる言葉を日本で確かな価値に変えるため挑戦していくとしている。
Nauto JapanおよびEmpiric Earthの概要
Empiric Earthは、世界50カ国以上・月間数億マイルを超えるリアルタイム走行データや、累積100億マイル(160億km)以上の実走行データセットを集約・解析し、リアルタイム人工知能(AI)を搭載した安全運行管理プラットフォームを提供している。車載カメラと独自のAI技術によりドライバーのリスク挙動(脇見・居眠り等)を検知・警告し、運行管理の最適化と事故防止を行っている。
Nauto Japan合同会社の会社概要は以下の通り。
- 社名:Nauto Japan合同会社
- 設立:2017年5月
- 親会社:Empiric Earth Inc.(旧 Nauto, Inc. / Nexar Inc.)
- 事業内容:AI搭載型安全運行管理プラットフォーム「ナウト」の提供および関連サービスの運営・開発
- ウェブサイト:https://nauto.co.jp
本記事はNauto Japan合同会社の発表をもとに作成。
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