フィックス、施工管理システムBUILDY NOTEにAIオプションを提供開始
株式会社フィックスは、同社が開発・販売する建設業向け施工管理システム「BUILDY NOTE(ビルディーノート)」において、新たに「AIオプション」の提供を2026年11月1日に開始しました。
協力業者からの見積書の一括取り込みや請求書と発注データの自動照合、工程表の取り込みに加え、AIチャットによる操作支援などの機能を備えています。書類の入力や照合、システムの操作をAIで支援し、現場と事務の双方が本来の業務に時間を使える環境を目指すとしています。
協力業者関連の入力・照合作業を効率化する開発背景
防水・設備・電気工事などの建設会社では、外注先となる協力業者から見積を取り、その内容をもとにお客さまへの見積や工事の予算を作成します。届いたPDFの見積書は担当者が1件ずつシステムに打ち直す必要があり、複数の協力業者から相見積もりを取る場合は入力書類が増え、見積・予算作成の前段階で多くの作業が発生していました。
また工事の進行後は、複数の現場分が1枚にまとめられた請求書が届くケースがあり、発注データと照合しながらどの現場の請求が届いているか、未着の発注や金額・内容の差異がないかを確認する作業が月末の事務・経理業務の負担となっていました。さらに、導入後に操作方法を覚えること自体が利用者の負担になるケースもあることから、こうした「入力」「照合」「操作」の手間を軽減するために開発されました。
書類取り込みから画面操作まで対応する4つの機能

AIオプションには、業務負担を軽減するための4つの機能が搭載されています。AIオプションの利用にあたって特別なAIの知識は不要で、書類のアップロードやAIチャットへの指示によって利用でき、AIが読み取った内容は画面上で確認してから確定・登録できます。
- AI業者見積もり取り込み:協力業者から届いたPDF形式の見積書をアップロードすると、AIが内容を読み取ってBUILDY NOTEへ取り込みます。複数見積書の一括取り込みにも対応し、読み取り内容は画面上で確認したうえで確定可能です(※見積もり作成機能は、リリースに向け開発が進められています)。
- AI業者請求書取り込み:紙やPDFなどで届いた請求書を読み取り、システム内の発注データと自動で照合します。複数現場分が1枚にまとまっている場合でも照らし合わせが可能で、月末の事務・経理業務の負担軽減につなげます。
- AI工程表作成:元請け会社などから届いたPDF等の工程表をAIで読み取り、BUILDY NOTE上の工程表として登録することで、書き写し作業を減らします。
- AIエージェント:やりたい業務内容をAIチャットに伝えることで、案件登録の準備や目的画面への移動をAIが支援します。
提供概要と今後の機能開発
提供概要は以下の通りです。
- 名称:AIオプション
- 提供開始日:2026年11月1日(日)
- 対象:「BUILDY NOTE」をご利用の企業さま(各プランとは別にお申し込みが必要です)
- 料金:月額基本料金+ご利用量に応じた従量課金(詳細はお問い合わせください)
- 先行提供:2026年10月7日より、利用を希望された既存ユーザーさまのうち一部の企業さまへ無料で先行提供
BUILDY NOTEでは書類の取り込みや照合作業に加え、見積作成そのものを支援するAI機能の開発も進めています。図面や過去の見積データなどを参考にしながら見積作成を支援する機能を開発中であり、提供時期は決定次第ホームページ等で公表される予定です。また、2026年11月30日には歩掛(ぶがかり)を活用した見積作成にも対応する予定としています。
なお、2026年11月1日にはWebサイトのリニューアルも行われ、機能ごとの紹介が掲載されているほか、準備が整い次第AIデモも提供される予定です。
BUILDY NOTEの概要と運営企業
BUILDY NOTEは、防水・設備・電気工事会社をはじめとする建設業向けの施工管理システムです。見積から発注・支払いまでの案件情報の一元管理、日報入力内容の原価・収支管理への反映、複数現場の工程把握に対応し、利用社数は2,000社を突破しています。
株式会社フィックスは1988年5月に設立され、石川県金沢市彦三町2丁目2−18 FIXビルに本社を構えています。代表取締役は松本 唯史氏が務め、建設業向け施工管理システム「BUILDY NOTE」の開発・販売を手がけています。
本記事は株式会社フィックスの発表をもとに作成しました。
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