CartFit、中小機構のFASTAR第15期と石川県の能登誘致調査事業に採択
台車やカートの後付けロボティクス技術を開発するCartFit株式会社は、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が実施するスタートアップ成長支援プログラム「FASTAR」第15期の支援対象企業に採択された。あわせて、石川県が実施する「令和8年度 能登へのスタートアップ誘致調査事業」の支援対象企業にも採択された。同社はこの2事業への採択を契機に、製品開発や事業基盤の強化を図るとともに、能登地域における物流・農業・生活支援などの課題解決に向けた連携と実証の可能性を検討していくとしている。

中小機構「FASTAR」第15期における事業加速支援
FASTARは、中小機構が実施するスタートアップの成長を加速させるためのアクセラレーションプログラムである。専門家による伴走支援を通じて、事業計画のブラッシュアップや資金調達、事業拡大などを支援している。
CartFit株式会社は、第15期の「マニュファクチャリング/ロボティクス」分野の支援対象企業として採択された。同社は今回の採択を受け、製品の量産化に向けた開発、実証実験の拡大、販路開拓、資金調達に向けた事業計画の強化を進める。
FASTAR公式サイト:https://fastar.smrj.go.jp/
石川県「能登へのスタートアップ誘致調査事業」での実証検討

石川県が実施する本事業は、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨からの復旧・復興に向け、スタートアップ企業の誘致・育成を通じて地域課題の解決と新たな産業創出を目指す取り組みである。
CartFit株式会社は、既存の台車やカートを活用できる後付け式走行支援技術を通じ、能登地域において以下の活用可能性を検討していく。
- 物流・製造:人手不足が進む現場での資材・荷物搬送支援
- 農業:農産物や農業資材などの運搬負担軽減
- 地域生活支援:施設や地域内での荷物搬送・移動支援
今後は能登地域の企業・自治体・関係団体との連携を模索し、現地ニーズの調査や実証実験に向けた事業計画の具体化を進める方針としている。
石川県公式サイト:https://www.pref.ishikawa.lg.jp/syoko/startup/noto-su-koubo.html
CartFitの技術特徴と今後の展開

CartFit株式会社は、既存の台車やカートに後付けできる駆動ユニットと制御技術により、使い慣れた設備をそのまま活用しながら搬送の電動化・自動化を目指すスタートアップである。自動追従、リモコン操作、手押しアシストなどの機能を軸として、工場・物流・農業などの現場で活用できる製品の開発を進めている。
将来的には、実際の走行環境で取得する画像・センサー・操作データを活用し、環境ごとに最適化されたフィジカルAIモデルを構築することで、より高度な無人自律走行の実現を目指す。FASTARによる事業成長支援と能登地域における社会実装の機会を活かし、既存設備の再利用と現場の省人化を両立する日本発・日本製のロボティクス技術の普及を加速させていくとしている。
CartFit株式会社 会社概要
- 会社名:CartFit株式会社
- 代表者:代表取締役 清水颯介
- 設立:2026年3月
- 所在地:東京都港区高輪二丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH 6F TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub Studio1
- 事業内容:既存カート等の移動体に後付け可能なAI走行キットの開発、AI技術を活用したパーソナルモビリティの開発
- 公式サイト:https://cartfit.ai/
- お問い合わせ:Founderteam@cartfit.ai
本記事はCartFit株式会社の発表をもとに作成されています。
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