エフビーコーポレーション、対話型AIコンサルKOTONA正式版をリリース
東京都中央区銀座に本社を置くエフビーコーポレーション合同会社は、対話型AIコンサルサービス「KOTONA」の正式版をリリースした。同サービスは、AIからの質問に経営者が普段どおりの言葉で回答することで思考が整理され、中長期計画や短期計画として文書化されるクラウドサービスである。β版での実証実験を経て、プロンプトの知識を要さず深夜や休日にも利用できる経営の相談相手として提供が開始された。
AIからの問いかけで経営計画を文書化
一般的な生成AIとは異なり、KOTONAはAI側から順番に質問を投げかける形式を採用している。プロンプトの学習や例文集は不要で、経営者がうまく答えられない場合はAIが質問を変えて訊き直す設計となっている。24時間利用可能で、市場や競合の情報を調べながら、経営者の頭の中にある自社の強みや課題などの情報を引き出して計画に反映する。
対話の結果は計画書として出力され、中長期の構想から来期の数値計画、計画実施後5年間の財務予測までが一続きで整理される。中長期計画では市場調査、競合分析、SWOT分析、決算書PDFの解析、投資可能額の算出、フェーズ別のマイルストーン設計が行われ、短期計画では数値目標、リスク設計、撤退案、計画実施後5年間の財務数値予測、資金調達の選択肢の提示が含まれる。作成した計画は保管され、状況の変化に応じて呼び出してブラッシュアップできる。
補助金申請の素案作成と法改正への対応

KOTONAは、補助金・助成金・融資などの資金調達に向けた申請準備にも活用できる。審査の評価ポイントを落とし込んだテンプレートを通じて申請書の素案を作成し、採択後の完了報告や年次報告への備えとしても利用可能としている。
2026年1月に施行された改正行政書士法により申請書類の作成代行規制が明確化されたことを受け、KOTONAは作成主体が経営者自身であることを前提としており、生成される内容は経営者が自らの判断で修正・転記するための素案にとどまる。また、中小企業診断士や経営コンサルタント、金融機関の担当者などの専門家がファシリテーターとして伴走する利用形態も用意されており、経営者の許可がある場合に限り対話内容や成果物を閲覧できる仕様となっている。なお、ファシリテーターは画面を通じてアドバイスはできるが編集はできない。
料金プランと利用環境


KOTONAでは、ダイレクト契約の経営者向けプランと、専門家(ファシリテーター)向けプランが提供されている。
- 経営者向けプラン(ダイレクト契約):月額7,700円(税込)、年払いの場合は15%OFF(年額78,540円・税込)、14日間の無料トライアルあり
- 専門家(ファシリテーター)向けプラン:月額14,300円(税込)/顧問先など10社分のエンドユーザーIDを含む、年払いの場合は15%OFF(年額145,860円・税込)、30日間の無料トライアルあり
入力されたデータはAIの学習データとして使用されず、対話データが第三者に提供されることもない。パスワードは暗号化して保存される。
開発責任者は、相談できる相手の存在が経営判断に影響を与える自身の経験に触れ、答えるだけで頭の中にあるものが計画になっていく体験を届けたいと述べている。
会社概要
- 会社名:エフビーコーポレーション合同会社(FBcorporation LLC.)
- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座4-8-12 コチワビル5F
- 設立:2013年1月25日
- 事業内容:対話型AIコンサルサービス「KOTONA」の企画・開発・運営
- URL:https://www.fbc.jp.net/
本記事はエフビーコーポレーション合同会社の発表をもとに作成しています。
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