ライズ&プレイ、障害を疑似体験する企業向けダイバーシティ謎解き研修を提供
株式会社ライズ&プレイは、9月の「障害者雇用支援月間」にあわせ、障害を疑似体験しながら謎を解く企業向けプログラム「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」を提供しています。参加者自身が制約のある状況に身を置き、仲間と協力して事件を解決することを通じて、多様な人材との協働について考える内容となっています。
多様な特性を持つ仲間と協力する体験型プログラム
「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」は、多様な特性を持つ星から集まった宇宙警察となり、チームで協力して惑星ポヨンで起きる事件を解決する90分間のプログラムです。
チームには、以下のような異なる特性を持つキャラクターが参加します。

- 視覚に制約のある「ブラインド星人」
- 聴覚に制約のある「デフ星人」
- 四肢を自由に動かせない「リム星人」
- 地球とよく似た能力を持つ「アース星人」
事件を解決するためには、できないことではなく誰が何をできるかを理解し、各自が持つ情報や力を活かすことが求められます。情報共有や役割分担の重要性、伝え方のずれから生じる困難を体験することで、日常の職場におけるコミュニケーションや必要な配慮について対話を行う構成となっています。
法定雇用率引き上げと現場における理解の課題
障害者雇用を巡っては、2026年7月に法定雇用率が2.5%から2.7%へ引き上げられ、対象企業も従業員40人以上から37.5人以上へ拡大しました。
一方で、2025年(令和7年)の集計では法定雇用率を達成している企業は46.0%にとどまり、未達成企業の64.0%は不足人数が0.5人または1人となっています。


また、厚生労働省の「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和6年度)」によると、合理的配慮に関する相談の多くは障害者本人からのものであり、事業主からの相談は全体の1割未満です。相談内容の上位には「上司・同僚の障害理解」「相談体制の整備・コミュニケーション」が挙げられており、雇用側と当事者との間の意識差や職場環境づくりの必要性が示されています。
幅広い業種で実施、満足度は平均4.5点
同研修はこれまでに幅広い業種で導入されており、受講者アンケートにおける満足度は5点満点中平均4.5点となっています。
主な実施業種は以下の通りです。
- 総合電機メーカー
- 総合家電メーカー
- 製薬会社
- ゲームソフト開発会社
- 旅行代理店
- 出版社
- 電子部品メーカー
研修は全国で開催が可能で、東京からの交通費および会場レンタル料は実費負担となります。また、謎解き以外の講座についてはオンラインでの受講にも対応しています。
株式会社ライズ&プレイについて
東京都に本社を置く株式会社ライズ&プレイ(代表取締役:和久井香菜子)は、障害当事者が主体となって事業を展開する企業です。アクセシブルな謎解きやボードゲームの企画制作を行う「ミステリ・ゲーム部門」、企業向けダイバーシティ研修を提供する「企業研修部門」、視覚障害者らによる文字起こしやアクセシビリティ監修を手がける「ブラインドライターズ事業」などを運営しています。
本記事は株式会社ライズ&プレイの発表および厚生労働省の公表資料をもとに作成しました。
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