バレットグループと江田島市、AI活用した福祉支援の実証本格化 実データ検証へ
バレットグループ株式会社は、広島県が推進する「第2期ひろしまAIサンドボックス」において、江田島市と共同で進めているAIを活用した福祉支援の実証を本格化している。両者の間で秘密保持契約が締結され、住民情報を含む実データを用いて検証できる体制が整えられた。これにより、机上での検討から実際の相談記録に基づく具体的な検証段階へと移行している。
複数部署にまたがる情報をAIで整理し連携を支援
生活上の困りごとを抱える住民の中には、介護や子育て、生活困窮など複数の部署にまたがる支援が必要なケースがある。しかし自治体内では各課が保有する情報が分断されており、相談者の状況を横断的に把握しにくく、必要な支援につながりにくい課題が存在する。
今回の実証ではこの課題に対応するため、AIを活用して複数部署の情報を整理・活用し、支援の必要性への気づきや庁内での連携を支援する仕組みの実現可能性を検証する。
気づきと共有の2段階で現場向け画面を検証
実証は大きく2段階のアプローチで設計されている。第1段階では複数の課にまたがる支援が必要な相談者について各課での関わりに早く気づける仕組みを目指し、第2段階では得られた気づきをもとに他課との情報共有や連携をスムーズに進められる仕組みを目指す。
現在は2026年10月を一つの区切りとして、来年度以降の本格導入判断に向けた材料をまとめることを目的に、現場職員が利用する画面の設計および検証が進められている。
地域開発拠点を生かした取り組み
バレットグループは広島県江田島市に開発拠点「COCODEMO江田島」を構えており、市の職員と連携しながら現場の実態に即したAI活用の実現を目指している。同取り組みは2026年8月26日付の中国新聞紙面および中国新聞デジタルでも紹介された。同社は今後も地域課題に寄り添い、テクノロジーを活用した社会課題の解決に取り組む方針を示している。
- 社名:バレットグループ株式会社
- 設立:2013年1月
- 代表者:代表取締役 小方 厚
- 本社所在地:東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル36F
- 主な事業:デジタルマーケティング事業(SLVRbullet、CREAMの開発・提供など)、システムデベロップメント事業(システム開発、IT人材ソリューションなど)
本記事はバレットグループ株式会社の発表をもとに作成されています。
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