柏スポーツ文化推進協会、部活動支援SPO-LOGの導入規模を4倍に拡大へ
RUN.EDGE株式会社は、株式会社CarryAgeおよびRTF教育ラボと共同提供する部活動支援サービス「SPO-LOG(スポログ)」について、一般社団法人柏スポーツ文化推進協会(KSCA)での導入拡大の取り組みを発表した。柏市・KSCAは2025年度の試行導入を経て、2026年度には実施期間とチーム数を従来比4倍規模に拡大した限定導入フェーズへと移行する。映像分析やアンケートを活用し、指導者の育成と安心・安全な活動環境の整備を一元管理で支援する。
試行導入の成果を受け4倍規模へ拡大
柏市とKSCAは2025年度、複数チームを対象に半年間のSPO-LOG試行導入を実施した。指導風景の映像分析による定性評価と、生徒・保護者・指導者の3者を対象にしたアンケートによる定量評価を組み合わせた報告書でフィードバックを行い、客観的なデータ提供に対する評価を得た。この結果を受け、2026年度は実施期間とチーム数を従来比4倍規模とする限定導入フェーズへ拡大することを決定した。
部活動の地域展開における課題への対応
部活動の地域移行が進む中、指導員と子どもだけになり外部の目が届きにくくなる環境や、書面の誓約・年数回の研修といった従来の管理だけでは不適切指導の防止に限界がある点が課題視されている。2023年9月から市内全域で土日部活動の地域クラブ化を進めてきた柏市とKSCAは、これらの課題に先手を打つ形で導入を進めてきた。問題の防止だけでなく、指導者を監視するのではなく成長を後押しし、部活動全体の質を底上げすることを目的としている。
映像とアンケートで指導者の成長を後押し
SPO-LOGの報告書は、注意が必要な指導が確認された場合も一方的な指摘にとどめず、研修受講や指導者の想いを聞く機会を促す仕組みとなっている。強風下で用具を移動させる際の死角でのヒヤリハットを映像分析で可視化し、安全管理の改善につなげた事例もあった。
KSCA代表理事の藤﨑紀仁氏は「外部の専門家によるフィードバックを通じて、現場が自分たちでは気づけなかった課題に気づかせてもらえる、そのプロセス自体が指導者にとって大きな価値になっていると感じています」とコメントしている。今後は分析内容をもとにした地域への報告会の実施も構想されている。
部活動支援サービス「SPO-LOG」の機能
SPO-LOGは、地域スポーツや学校部活動の現場で安全な指導環境づくりと指導者の成長を一元管理で支援するサービスで、以下の機能を提供している。
- 映像分析(定性評価):指導風景を定期的に映像記録し、専門家が客観的に分析
- アンケート調査(定量評価):生徒・保護者・指導員を対象に秘匿性の高いWebアンケートを実施し、リスクを数値化
- 匿名相談窓口(セーフティネット):24時間匿名で相談できる第三者窓口を設置
- 報告書によるフィードバック:映像とアンケートを統合した報告書を管轄団体に提供
RUN.EDGE株式会社の概要
- 本社所在地:東京都港区
- 代表者:代表取締役 小口淳
- 事業内容:映像分析技術を核としたプロダクト開発・提供(野球向け「PITCHBASE」、フィールドスポーツ向け「FL-UX」、映像クラウド「RECOROKU」、AI動画マニュアル「TAGURU」など)
- 公式サイト:https://www.run-edge.com/
本記事はRUN.EDGE株式会社の発表をもとに作成。
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