Hanshowが英RTIHの小売テクノロジー世界100社ランキングで第2位に選出
Hanshowは、英国の小売テクノロジー専門メディア「Retail Technology Innovation Hub(RTIH)」が初めて発表した「RTIH Retail Technology Hot 100 List 2026」において、世界第2位に選出された。同社は電子棚札(ESL)のイノベーションやデジタルツイン技術における革新性が高く評価された。あわせて公表された同社の2026年上期業績でも、売上高が前年同期比47.23%増を記録するなど伸長している。
小売企業の経営層や一般投票による審査で第2位にランクイン
RTIHは英国を拠点に、小売テクノロジーのイノベーションやデジタルトランスフォーメーションを取り上げる専門メディアである。今回初めて発表された「Hot 100」は、創設者兼編集長のScott Thompson氏が過去12カ月で注目した世界150社を候補として選定した。
最終ランキングは、Holland & Barrett、JD Sports、Walmart、Bootsなどの小売企業に所属する経営層やデジタル領域の責任者による審査と、数千人に及ぶ小売テクノロジーコミュニティメンバーの一般投票を経て決定された。評価にあたっては、技術の新しさだけでなく、小売企業が抱える戦略的課題の解決力、導入実績、持続的な競争力への貢献度などが重視されている。RTIHはHanshowについて、電子棚札のイノベーションをリードするとともに、デジタルツインの技術力でも印象的な革新性を示していると評した。
2026年上期業績は大幅な増収増益を記録
Hanshowが発表した2026年上期の業績は以下の通りである。
- 売上高:29.07億元(前年同期比47.23%増)
- 純利益:3.36億元(前年同期比51.22%増)
- 営業活動によるキャッシュ・フロー:7.74億元(前年同期比1,285.75%増)
売上高、収益性、キャッシュ・フローのいずれも前年同期から伸長しており、事業基盤の拡大を示している。
Hanshowは2026年上期、電子棚札事業の発展に加え、店舗向けインテリジェント端末やソフトウェアプラットフォームへと事業領域を拡大した。スマートショッピングカートは大規模導入フェーズへ移行し、新たに「NexMateスマートロボットソリューション」を発表した。
さらに、店舗のリアルタイムな状況を把握して業務の実行まで支援する「xPilot店舗リアルタイムインテリジェント実行プラットフォーム」の提供も正式に開始した。インテリジェントデバイスで状況を捉え、デジタルツインで状態を再現し、AIが課題特定と改善策の提示を行い、具体的なタスクの実行と検証までつなげるソリューションを展開している。
英TescoやMicrosoftとの協業でグローバル展開を加速
グローバル市場における導入実績も拡大している。2026年6月には英国の大手小売企業Tescoと複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結し、約3,000店舗への電子棚札ソリューション導入を計画している。また、2026年上期の業績発表時点で、世界の小売企業Top 100に含まれる企業のうち30社以上と契約を締結している。
さらに2026年7月には、Microsoftとの協業をxPilot、Physical AI、店舗デジタルツイン、Azureクラウドサービスなどの領域へ拡大した。Hanshowは今後もテクノロジーと店舗ビジネスの融合を推進し、測定可能なビジネス成果への貢献を目指すとしている。
本記事はHanshowの発表をもとに作成
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