トリリバティ、ARIGATO TAPをホスピタリティテックEXPOに出展へ
株式会社トリリバティは、ゲストからの任意のチップと感謝の言葉をスタッフや施設のチームへ届けるサービス「ARIGATO TAP」を、2026年12月2日(水)〜4日(金)に有明GYM-EXで開催される「第1回 ホスピタリティテックEXPO」に出展する。

同サービスは北海道・ニセコの飲食店「PST NISEKO」で導入されており、中標津町の飲食店「OCOBORE」でも導入が決定している。今回の展示会では、飲食店での活用に加え、ホテルのフロントや客室清掃チームを想定したデモなどを公開する。
展示会でのデモ体験とARIGATO TAPの仕組み
ARIGATO TAPは、専用アプリを必要とせず、NFCを内蔵した専用バッジやスタンド、QRコードにスマートフォンをかざして利用するデジタル感謝・チップサービスだ。
利用の流れは、スマートフォンをかざしてアクセスし、表示されたスタッフやチームなどの届け先と任意のチップ金額を選択後、Squareと連携したキャッシュレス決済で送信する。チップが届くとスタッフのスマートフォンへリアルタイムで通知され、金額やメッセージ、受取履歴を確認できる。チップの送信は任意であり、スマートフォンをかざしただけで自動的に決済されることはない。
展示会では、接客現場に合わせた3つの利用シーンとして、飲食店の接客スタッフ、ホテルのフロント、直接会えない客室清掃チームへの活用方法が紹介される。さらに、スタッフへの通知画面、施設向け管理画面、AI月次レポートの実機確認も可能となっている。なお、ホテル向けの展示は利用シーンの提案であり、ホテルへの導入実績を示すものではないとしている。
訪日外客の増加と宿泊・観光業界の課題が背景に

サービスの背景には、インバウンド需要の拡大と現場の課題がある。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2025年の訪日外客数は4,268万3,600人を記録し、過去最多となった。一方、観光庁の2026年版観光白書(令和8年版観光白書)では宿泊業における人材確保や生産性向上が重要な課題として挙げられている。
ARIGATO TAPは、海外のチップ文化をそのまま持ち込むのではなく、ゲストが自発的に「ありがとう」の気持ちを届けたいと感じたときに利用できる選択肢として開発された。
株式会社トリリバティは、単なるチップの受け渡しにとどまらず、現場に新たな価値をもたらす5つの可能性を提示している。
- チップ・スタッフ還元:任意の謝礼を通じて、スタッフにとっての新たな収入機会や仕事の評価実感につなげる。
- インバウンド対応:画面は日本語・英語・韓国語・中国語に対応し、海外ゲストも現金や専用アプリなしで利用できる。
- マーケティング:チップ送信後に任意で評価やコメント、Googleレビューへの投稿導線を用意し、AI月次レポートを通じて接客改善に生かす。なお、口コミ投稿に対する報酬や特典はない。
- 従業員定着:承認や評価を可視化することで、働きがいやモチベーション向上につなげる。
- 採用強化:スタッフへの還元実績を求人情報などで紹介し、職場の魅力として発信する。
ただし、マーケティング成果、従業員定着率、採用数などへの効果については現時点で実証されたものではなく、今後導入店舗での活用状況やデータをもとに検証していく方針だという。

代表取締役の志賀 勇大氏は、「まだ始まったばかりのサービスですが、導入店舗の皆さまと一緒に実際の効果を検証しながら、現場で働く人がもっと報われる仕組みを育てていきたいと思っています。」とコメントしている。
出展概要と会社概要
第1回 ホスピタリティテックEXPOの出展概要および株式会社トリリバティの概要は以下の通り。


展示会概要
- 展示会:第1回 ホスピタリティテックEXPO
- 会期:2026年12月2日(水)〜4日(金)
- 時間:10:00〜17:30/最終日は17:00まで
- 会場:有明GYM-EX(ジメックス)
- 出展社:株式会社トリリバティ
- 小間番号:3-65
- 展示サービス:ARIGATO TAP

会社概要
- 社名:株式会社トリリバティ
- 代表者:代表取締役 志賀 勇大
- 所在地:東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&E BLD.6F
- 設立:2025年3月
- 公式サイト:https://tri-liberty.com/
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
本記事は株式会社トリリバティの発表をもとに作成。また、日本政府観光局(JNTO)2026年1月21日発表、観光庁「令和8年版観光白書」の公表情報を参照しています。
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