おひさまハウス、プロ翻訳者向けAI翻訳アシスタントY’AKASHAをリリース
有限会社おひさまハウスは2026年10月6日、プロ翻訳者のためのAI翻訳アシスタント「Y’AKASHA(ヤカーシャ)」を正式リリースしました。翻訳・通訳・語学指導に30年以上携わってきた取締役社長の池上陽子氏が開発したツールです。AIが翻訳や専門用語の出典付き調査、用語集との整合チェックなどを担い、納品前の最終判断を翻訳者が行う仕組みとして設計されています。
開発の背景とツールの特徴
翻訳者の採用トライアルでは、文法や表現力以上に専門用語の徹底的な調査が合否を分けることが少なくありません。一方で、生成AIを長文翻訳に用いると、ページごとに訳語が変わる、指定の用語集が守られない、訳語の根拠が不明瞭であるといった課題が生じます。

Y’AKASHAは、裏取りや表記統一といった作業をAIが引き受け、翻訳者が文体やニュアンスの判断に集中できるようにすることを目指して開発されました。翻訳エンジンには、Anthropic社のAIモデル「Claude」が利用されています。池上氏は、知ったかぶりをせずに出典を探す調べ物担当としてAIを活用し、翻訳者の負担軽減につなげたい旨を述べています。

主な機能

Y’AKASHAには、翻訳実務を効率化するための複数の機能が備わっています。

- 専門用語の出典付き調査:クライアント公式サイトや公式用語集、同業他社サイト、業界専門メディアの優先順位でWeb調査を行い、訳語候補と出典を提示します。信頼できる出典がない場合は推測せず「出典なし」と返します。
- 用語統一チェックと自動修正:Excelの対訳表から登録した用語集や文体テンプレートを適用可能です。翻訳後はAIが用語集との整合性、数字の不一致、未翻訳箇所、書式崩れを文書全体でチェックし、問題箇所の再翻訳まで自律的に行います。
- バイリンガルエディタ:原文と訳文を並べ、QAフラグを確認しながら修正が可能です。ファイルの出力は、エディタで確認・承認した後にのみ行える仕様となっています。
- 書式維持と対訳Excel出力:DOCX・XLSX・PPTXの元の書式を保ったまま翻訳できるほか、対訳表(Excel)の出力にも対応します。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)など14言語です。
料金プランとセキュリティ
料金は月額$10の定額制で、ワード数による追加料金はありません。全機能が利用可能ですが、翻訳処理に必要なAnthropic社のAPI利用料は、利用者自身のアカウントに従量課金されます(目安:英語換算1,000語あたり約$0.7〜0.9)。2026年12月31日(日本時間)までの登録者は30日間無料、2027年1月1日以降の登録者は14日間の無料トライアルが適用されます。トライアル開始時のクレジットカード登録は不要です。
セキュリティ面では、利用者のAPIキーを使う方式(BYOK)を採用しており、キーはGoogle Cloud KMSで暗号化して保存されます。アップロードされた原文書や翻訳成果物は60日で自動削除されます。
会社概要
有限会社おひさまハウスの概要は以下の通りです。
- 会社名:有限会社おひさまハウス
- 代表者:取締役社長 池上陽子
- 所在地:神奈川県横浜市青葉区荏田西2-6-2
- 設立:2003年3月11日
- 事業内容:翻訳・通訳、語学スクール、留学・オペアプログラム、サロン運営、AI翻訳アシスタント「Y’AKASHA」の開発・運営
- サービスサイト:https://y-akasha.com/
- 会社URL:https://ohisama4103.co.jp/
本記事は有限会社おひさまハウスの発表をもとに作成しました。
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