UravationのAIチェッカー判定調査 就活ESやビジネス文書の利用が増加
生成AIの研修・コンサルティング・開発を行う株式会社Uravationは、自社サイトで無料公開している「AIチェッカー」の判定ログ121,608件(2026年7月18日〜10月16日)を集計した調査結果を公表した。9月15日に公表した約7.3万件の調査の続報として、夏休みから大学の後期の授業が始まる時期にかけてAI判定にかけられた文章の推移をまとめている。集計の結果、夏休み明けの就職活動や後期の授業開始など時期に応じた変化が見られたほか、ビジネス文書の利用が伸長している状況が明らかになった。

判定件数は累計12万件超に 10月前半の1日平均が8月を上回る
AIチェッカーによる判定件数は、10月4日に累計10万件、10月16日に12万件を超えた。月ごとの1日平均件数は、7月後半(18〜31日)が1,751件、8月が1,451件となった後、夏休み明けの9月は854件に下がった(9月10日・15日・16日は一時的な不具合で判定できない時間帯があった)。

その後、9月下旬から再び増加傾向となり、10月前半(1〜16日)は1日平均1,657件と8月を上回った。10月2日以降は平日の全日で1,700件を超え、10月15日は2,194件を記録している。

なお、今回の有効件数121,608件は判定が完了した分であり、利用上限や通信エラー、一時的な不具合で判定に至らなかった8,997件は含まれていない。

夏休み明けは就活ESが急増 9月下旬からはレポートが再浮上
週ごと(月曜はじまり)の文書タイプの割合を見ると、8月3日の週はレポート・課題が71.2%、エントリーシート(ES)が13.4%だった。その後レポートの割合は下がり続け、8月31日の週(ES 36.2%、レポート 35.5%)と9月7日の週(ES 36.1%、レポート 32.4%)の2週間は、就職活動のESが学校のレポート・課題を上回った。

9月14日の週からはレポートが再び増え、9月28日の週に52.7%と半数を超え、大学の後期の授業が始まる時期と重なる10月も5割台が続いている。
8月と10月前半の1日あたりの件数を比較すると、レポート・課題は790件から886件(1.1倍)、ESは312件から441件(1.4倍)に増えた。メール・報告書・企画書などのビジネス文書は28件から62件(2.2倍)、小説・エッセイなどの創作文は51件から77件(1.5倍)となった。一方で、記事・ブログ・SNS投稿は255件から147件と約4割減っている。
利用時間帯については、レポート・課題は23時台が最も多く(7.8%)、22時台〜翌2時台に25.6%が集まった。ESも22時台が最多(6.8%)となっている。これに対し、ビジネス文書は11時台が最も多く(8.0%)、9時台〜17時台の判定が60.9%を占めた。土日に判定された割合も、ビジネス文書は18.9%と、レポート・ES・記事・創作文の23〜26%に比べて低い結果となった。
同社の代表取締役である佐藤 傑は、「判定の数字を下げる工夫より、AIに任せる部分と自分で書く部分を決めることが先だと考えています」とコメントしている。
会社概要
東京都文京区本郷6丁目25番14号に本社を置く株式会社Uravationの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社Uravation
- 設立:2024年2月
- 代表者:代表取締役 佐藤 傑
- 事業内容:生成AIの研修・コンサルティング・開発
- URL:https://uravation.com
本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。
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