ゴムマリ、予実管理AIエージェントを2026年10月31日より提供開始へ
ゴムマリ株式会社は、予実管理業務を対象とした「予実管理AIエージェント」の提供を2026年10月31日より開始する。会計システムから出力した予算データと実績データを同じ基準で突き合わせ、元データから再計算して検算を行った上でレポートを作成するサービスである。既存の会計システムを変更せずに導入可能で、初期構築50万円から、月額5万円からの運用で提供される。
予実管理における集計課題と検算の仕組み
予実管理では、部門やプロジェクトごとに予算データの粒度が異なる場合、手作業でデータを転記して集計表を作成し、Excelの数式を用いて差異を計算することが一般的となっている。しかし、この工程では数式や参照範囲がずれても表の見た目が変わらないため、誤りに気づきにくい構造上の課題が存在する。集計の誤りによる見せかけの差異を追えば分析の時間を失い、本物の差異を見落とせば対応が遅れるリスクを抱えている。

予実管理AIエージェントは、企業の現場で月次の管理資料を作成してきた実績をもとに開発された。計算をExcelの数式に残さず、毎月受け取る元データから再計算して突き合わせる仕組みを採用し、前月の数式のずれが引き継がれない設計としている。また、誤りを混ぜたデータを流して検算機能が正しく動作するかを確かめる試験を通すなど、検算の精度を担保している。
4つの段階による業務手順と導入後の変化
本エージェントによる予実管理は、以下の4つの段階で進められる。
- 受け取る: 会計システムから出力された予算データと実績データを受け取る
- 突き合わせる: 粒度の異なるデータを共通の物差しにそろえ、科目・部門単位で全件を同じ基準で突き合わせる
- 検算する: 集計した数字を元データから計算し直して一致を確かめ、判断がつかない乖離は推測で埋めず「要確認」に送る
- 出力する: 科目・部門単位の乖離額や乖離率、乖離の大きい項目の要因仮説を記載した予実対比レポートと、根拠つきの要確認一覧を出力する
データの送付はメールや共有フォルダなど従来の方法のまま行え、専用システムの導入や新たな操作の習得は不要となる。導入により、データの転記や集計作業に費やしていた時間を要因の判断や差異の確認に充てられるようになる。また、何をどう寄せて比較したかを示す突合基準が毎月の納品物に残るため、集計業務の属人化を防ぐことにつながる。
代表取締役の村山悠太は、「経営企画や経理の担当者が、差異の理由を考えるところから会議の準備に入れる毎月を、仕組みとして残します」とコメントしている。
同サービスは、業務に合わせて構築する「AIエージェント導入」のほか、データを受け渡して成果物を受け取る専門業務AI-BPOの「予実管理レポート」としても利用できる。初期構築の第1週で実データを用いて対象範囲を確定させ、翌月から運用を継続できる状態を整える。
- 対象業務: 予実管理(予算データと実績データの突き合わせ、検算、乖離の要因の整理)
- 送付データ: 予算データ・実績データ(会計システム出力)
- 納品物: 予実対比レポート(乖離の大きい項目の要因仮説つき)+要確認一覧(根拠つき)
- 前提条件: 既存の会計システムは変更不要。突合の基準は導入時に整備
- 導入形態: 初期構築(4週間〜)→ 月額運用(毎月の予実対比)
- 期間: 初期構築4週間〜・以後月次
- 価格: 初期構築50万円〜+月額5万円〜
※記載の価格・期間は配信時点のものであり、改定される場合がある。最新の条件は同社Webサイト(サービス詳細ページ)での確認が必要となる。
ゴムマリ株式会社は、現場に入り込んでAIエージェントを構築するFDEカンパニーである。
- 社名: ゴムマリ株式会社
- 所在地: 東京都
- 代表者: 代表取締役 村山悠太
- 設立: 2025年5月
- 事業内容: FDE(お客様の現場に入り込み、AIエージェントを作る)による、専門業務AI-BPO・AIエージェント導入・プロダクト・開発と検証と診断
- URL: https://gomumari.com/
本記事はゴムマリ株式会社の発表をもとに作成されています。
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