文部科学省の次世代オープンイノベーション事業に立命館が採択 宇宙起業支援へ
京都府京都市にある学校法人立命館は、文部科学省が公募する「次世代オープンイノベーション事業」に採択された。同法人の起業・事業化支援プラットフォーム「Ritsumeikan Impact-Makers Inter X(cross)」(略称「RIMIX」)を基盤とした採択事業「RIMIX-SXスタートアップ創出HUB」を通じ、宇宙分野における研究成果の社会実装や事業化の促進を図る。関西における宇宙分野スタートアップの創出および成長を支援するエコシステムの形成を目指す方針だ。
宇宙分野スタートアップへの多面的な支援内容
プロジェクトリーダーの中須賀真一教授が率いる「RIMIX-SXスタートアップ創出HUB」では、宇宙分野のスタートアップを対象に多面的な支援を展開する。
具体的には、企業やベンチャーキャピタル、金融機関などとの連携によるオープンイノベーションの推進をはじめ、事業化や資金調達の支援、研究開発に必要な施設・設備の提供、戦略的知財マネジメント支援などを実施する。これらの取り組みを通じて、宇宙技術を活用した社会課題の解決と新産業の創出への貢献を図る。
教育・研究基盤を生かしたエコシステム形成
立命館は、これまで「RIMIX」を通じて小学生から大学院生までを対象としたアントレプレナーシップ教育や研究シーズの事業化支援、スタートアップ投資などを推進してきた。
あわせて、立命館大学宇宙地球探査研究センター(通称「ESEC」)のほか、宇宙戦略基金採択事業「月面フロンティアSX拠点」、2028年4月に開設予定の大学院「宇宙地球フロンティア研究科(仮称)」など、宇宙分野の教育・研究基盤の整備も進めている。※本研究科の設置計画は予定であり、今後、内容に変更が生じる可能性があります。
同法人はこうした強みを生かし、人材育成から研究、事業化までを一体的に進めることで、関西発の宇宙分野スタートアップエコシステムの形成に取り組むとしている。
関係者の見解
学校法人立命館の仲谷善雄総長は、教育・研究・産学連携の力を結集して人材育成から研究、事業化までを一体的に推進し、関西から世界に挑戦するスタートアップが生まれる環境を構築することで社会共生価値を創出する次世代研究大学の実現を目指すとコメントしている。
また、立命館大学の学長特別補佐でプロジェクトリーダーを務める中須賀真一教授は、大学の研究力や人材育成機能、企業や投資家、金融機関とのネットワークを生かしてスタートアップ創出と成長を支援し、関西からの成功モデル構築を通じて日本の宇宙産業の発展に貢献していきたいとの考えを示している。
関連組織および事業の概要
- 実施法人:学校法人立命館(所在地:京都府京都市、総長:仲谷善雄)
- 起業・事業化支援:立命館起業・事業化推進室 RIMIX(Ritsumeikan Impact-Makers Inter X(cross))
- 宇宙分野の研究・教育基盤:立命館大学 宇宙地球探査研究センター(通称「ESEC」)、月面フロンティアSX拠点、宇宙地球フロンティア研究科(2028年4月開設予定、仮称)
本記事は学校法人立命館の発表をもとに作成されています。
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