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庄川伏流のミライ、富山県砺波市で親子向け食育イベントの庄川生き物探求を開催

庄川流域の自然環境や食文化を次世代へ伝える活動を行う庄川伏流のミライは、2026年10月25日(日)、富山県砺波市の料理店「旬の味づくり 魚安」にて親子向け体験型食育イベント「庄川生き物探求」を開催しました。株式会社三菱UFJ銀行の支援・協力のもとで実施され、富山県内の親子8組28名が参加しました。参加者は庄川の淡水魚の特徴を観察して絵を描き、鮎料理を味わうことを通して、地域の自然や食文化とのつながりを体験しました。

子どもの自然体験減少を背景に地域の自然や食文化を伝える

独立行政法人国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する意識調査」によると、学校以外の公的機関や民間団体等が行う自然体験に関する行事に参加した小学生の割合は、2009年度の54.7%から2022年度には36.7%へと、13年間で18.0ポイント減少しました。一方で、自然体験を多く経験した子どもほど自己肯定感や自律性などの非認知能力が高くなる傾向も示されています。

富山県砺波市を流れる庄川流域では古くから鮎漁が行われ、鮎は地域に根付く食文化として親しまれてきました。庄川伏流のミライは、子どもたちが魚を食材として味わうだけでなく、生き物として触れて特徴や地域とのつながりを知る機会を提供するため、庄川の魚に「触れる・描く・味わう」体験イベントを企画しました。

魚の観察から作画、鮎料理の実食までを行うプログラム

イベント当日は、ビオトープにいる魚に触れながら地元の釣り名人から魚の特徴や捕まえ方を学び、大きさや体の形、ぬめり、うろこ、におい、動きなどを観察しました。

続いて、日本淡水魚作家の平山陸さん(sakanazuki)の指導のもと、観察した特徴や自分が感じたことをもとに絵を描くワークショップが行われました。制作した作品は思い出として持ち帰られたほか、参加者には平山さんオリジナルのキーホルダーも配られました。プログラムの最後には「旬の味づくり 魚安」で鮎料理が提供され、魚の観察から食材として口にするまでの一連の流れを体験しました。

参加した保護者や子どもからは「魚に興味をもつことができました。料理がとてもおいしかったです!」「家では食べない魚を好んで食べてくれました!」「川魚を食すことが普段はないので貴重な経験でした」などの感想が寄せられました。

主催者コメントと今後の展望

庄川伏流のミライ代表の藤田拓蔵さん(富山県立大学 工学部 環境・社会基盤工学科4年)は、一人ひとりが魚に思いを巡らせることを大切に体験内容を企画したとした上で、「庄川の魚はぬめぬめしていた」「魚の絵を描くのが楽しかった」などの素直な発見を大切にして家族や友達と話してほしいと述べ、今後も庄川の文化を人々へつないでいく方針を示しました。

庄川伏流のミライは、今後も川を生き物や食文化、人々の暮らしがつながる地域の文化として捉え、次世代へ受け継ぐことを目指して活動を継続するとしています。

店舗情報および運営会社概要

会場となった「旬の味づくり 魚安」は、富山県砺波市太田で約20年にわたり庄川の天然アユを提供してきた料理店です。後継者不足の課題を受け、2025年4月に株式会社AYU BLUEへ事業承継されました。現在は中谷 幸葉氏(一般社団法人とやまのめ 代表理事)が代表取締役を務め、富山県立大学 工学部の藤田拓蔵さんが焼き場を担当しています。

  • 店名:旬の味づくり 魚安
  • 住所:〒939-1315 砺波市太田1088-1
  • 電話番号:0763-33-3589
  • FAX番号:0763-33-3631
  • 営業時間:11:00~14:00 、17:00~20:00(LO 19:00)
  • 定休日:毎週月曜日、第四火曜日(※祝日の場合は翌日定休日となります。)
  • 公式サイト:https://uoyasu-toyama.com/course/

本記事は株式会社AYU BLUE(庄川伏流のミライ)の発表をもとに作成しました。

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