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ミドルの面接で企業が重視するのは専門知識・経験 生成AIスキル評価も増加傾向

東京都新宿区に本社を置き越智通勝が代表取締役会長兼社長を務めるエン株式会社は、同社が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタントを対象に、面接官が見ているポイントに関するアンケート調査を実施した。調査の結果、ミドル人材の面接で企業が重視する点の上位は「専門知識・経験」や「コミュニケーション能力」であることが分かった。また、採用において生成AIの活用度やスキルを評価する求人が「増えている」との回答が72%に達している。

面接で企業が重視する要素は専門知識・経験と対人能力

転職コンサルタントに対し、ミドル人材の面接において企業が重視している点の上位3つを尋ねたところ、「専門知識・経験」が77%で最多となった。次いで「コミュニケーション能力」が62%、「人柄」が56%と続いた。

回答理由として、企業がミドル人材に即戦力としての知識だけでなく自社にない知見を外部から持ち込むことを求めている点や、関連部門と連携しながら業務を進めるための関係構築力が不可欠である点などが挙げられている。また、社内外との調整や後輩・部下の指導を担う場面が増えるため、自身の経験を分かりやすく伝え相手に合わせたやり取りができるかどうかも重視されているという。

重視する人柄や資質についての質問では、第1位が「協調性」(63%)、第2位が「誠実さ」(57%)、第3位が「新しい知識・技術を学ぶ意欲」(50%)となった。

生成AIスキルの評価求人が72%で増加、課長クラスで顕著

ミドル人材の採用において生成AIの活用度・スキルを評価する求人が増えていると感じるかという質問では、「増えていると感じる」(34%)と「どちらかといえば増えていると感じる」(38%)を合わせて72%が「増えている」と回答した。

増えていると回答した対象者にその内訳を聞いたところ、業種別では「IT・インターネット」(70%)が最多で、次いで「コンサルティング」(52%)となった。職種別では「経営企画・事業企画」(49%)、ポジション別では「課長クラス」(77%)がそれぞれ最多となっている。

具体的に評価されているスキルとしては、「生成AIを業務で使いこなす活用力」が77%で最も多く、「AIを鵜呑みにせず、妥当性を検証・判断する力」(55%)、「AIを使ったアウトプットを対外的に説明できる力」(41%)が続いた。単にツールを利用できるだけでなく、業務の生産性向上につなげる力や、出力結果の妥当性を見極めて説明できる力が求められている実態がうかがえる。

好印象は行動の一貫性、企業理解の不足は悪印象に

面接官に好印象を与える求職者の行動について尋ねた項目では、「転職理由と行動に一貫性がある」が79%で最多となり、「具体的な貢献提案ができる」(53%)と「明るい話し方や表情」(53%)が同率で続いた。これまでのキャリアや転職理由、今後の展望に一貫性を持たせ、応募先企業へどのように貢献できるかを具体的に伝える姿勢が評価につながる傾向にある。

一方で、求職者がやってしまいがちな悪印象を与える行動としては、「応募先企業の理解不足」が59%でトップとなった。次いで「ネガティブな転職理由」(56%)、「現職(前職)企業への批判」(45%)が挙がっている。

調査概要

アンケート調査の概要は以下の通りである。

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用する転職コンサルタント
  • 調査期間:2026年9月3日~2026年9月9日
  • 有効回答数:145名

本記事はエン株式会社の発表をもとに作成。

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