スターシステムズとジャステック、DryvIQを活用したデータ移行サービスで協業
スターシステムズ株式会社と株式会社ジャステックは、スターシステムズが国内で提供するデータ移行ツール「DryvIQ(旧SkySync)」を活用したデータ移行サービスにおいて協業を開始した。両社の製品・移行ノウハウとエンジニアリング力を組み合わせ、企業のファイルサーバおよびクラウドストレージの移行を事前分析から本番移行まで一貫して支援する体制を構築する。名古屋に本社を置くジャステックの拠点網を活かし、首都圏だけでなく愛知県をはじめとする中部エリアでも現地のエンジニアによるサポートを提供する。
協業の背景と課題
オンプレミスのファイルサーバ更新やクラウドストレージのサービス終了、グループ企業間でのストレージ統合などを背景に、企業のデータ移行需要は年々拡大している。一方で、数十TB~数百TB規模の移行では、クラウド事業者のレート制限による転送エラーの蓄積やアクセス権限の再設定作業、移行時間帯の調整といった想定外の工数や遅延が発生しやすく、技術者の確保が課題となっていた。
特に首都圏以外の地域では現地対応できる技術者が限られ、オンサイト支援を受けにくい状況があった。長年にわたりSkySync(現DryvIQ)の導入支援を行い電機メーカーでの400TB規模のデータ統合実績などを持つスターシステムズと、1991年の設立以来システム開発やインフラ構築を手がけてきたジャステックが組むことで、プロジェクトの実行体制と対応エリアの拡充を図る。
両社の役割分担と今後の展開
本協業において、スターシステムズはDryvIQライセンスの提供や移行方式・アーキテクチャ設計、技術支援、DryvIQ社との技術窓口、ジャステック技術者向けトレーニングの提供を担当する。一方のジャステックは、事前データ分析や試行移行、本番移行・差分同期、エラー一次対応といったプロジェクトへの参画に加え、名古屋本社と東京支店を拠点に首都圏および中部エリアでのオンサイト対応を担う。また、両社共同で顧客への提案や移行サービスメニューの整備を行う。
今後は首都圏に加え、製造業をはじめとする企業が集積する愛知県・中部エリアにおいて、オンプレミスのファイルサーバ更新や分散したデータのクラウド統合を主な対象とした共同提案を展開する方針だ。スターシステムズの代表取締役であるビクター・シベツキー(Victor Shvetsky)は、「計画から完了まで責任を持って支援してまいります」としている。
DryvIQは、ストレージプラットフォーム間でデータの移行や同期を行うアプリケーションで、世界3,000社以上の企業に導入されている。オンプレミスとクラウド間やクラウド間同士など全方向の移行に対応し、Microsoft 365(SharePoint/OneDrive/Teams)、Google Workspace、Box、Amazon S3、Azure Blob Storage、Egnyte、Citrix ShareFile、NFS/SAN/NAS等の主要ストレージ向けコネクターを標準搭載している。
機能面では、移行元のアクセス権限を自動マッピングして保持する機能や、レート制限検知時に転送量を自動調整してリトライする独自のエラー制御、平日日中の業務影響を抑える帯域制御を備える。さらに、データの容量や構成を事前に可視化する事前分析・シミュレーション(Discover)機能のほか、サーバーの分散構成によって単一構成比で移行速度を最大8~10倍に向上させる高速化オプション(別途ライセンスオプション)も提供されている。
両社の概要
- スターシステムズ株式会社
所在地:東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル5F 代表者:代表取締役 ビクター・シベツキー(Victor Shvetsky) 事業内容:国内企業向けエンタープライズクラウドソリューションの導入・構築・運用支援(クラウド型コンタクトセンター、クラウドデータ移行など) URL:https://starsystems.co.jp/
- 株式会社ジャステック
本社:愛知県名古屋市中区栄二丁目9番5号 アーク栄東海ビル9F 東京支店:東京都台東区浅草橋三丁目18-1 KKKビル5F 代表者:代表取締役社長 増井 道春 設立:1991年10月 事業内容:システム開発サービス、インフラ構築サービス、IT人材サービス(業務請負、人材派遣、人材紹介)、ソフトウェア販売 URL:https://n-justec.co.jp/
本記事はスターシステムズ株式会社および株式会社ジャステックの発表をもとに作成。
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