日本ライフセービング協会、2026年11月に静岡で全日本SERC選手権を開催へ
公益財団法人日本ライフセービング協会(=JLA、東京都港区、理事長/松本貴之)は、2026年11月7日(土)~8日(日)に静岡県立水泳場(静岡県静岡市)にて「第6回全日本ライフセービング・SERC選手権大会」などを開催する。
同日程では「第6回全日本学生ライフセービング・SERC選手権大会」および「第2回全日本ユースライフセービング・SERC選手権大会」もあわせて実施される。
SERCは「SIMULATED EMERGENCY RESPONSE COMPETITION」の略称で呼ばれる競技だ。チームとして行動する4人のライフセーバーの自発性、判断力、知識および能力が審査される。選手たちは競技開始前に知らされていないシミュレーテッド・エマージェンシー(模擬緊急 事態)の状況において、チームリーダーの指示の下でライフセービングスキルを競い合う。
競技は2分の時間制限内にジャッジされ、すべてのチームが同一のシナリオ(状況設定)に対応し、同じジャッジらにより審査される。各チームに対して同一シナリオになるようあらゆる努力が払われるため、SERCは男女の区別なく実施されるのが特徴であり、チームはどのような男女の組み合わせでもよいとされている。なお、「全日本学生ライフセービング・SERC選手権大会」のみ、男女別で競技が実施される。
世界選手権で優勝の実績を持つ日本のSERC
昨年度、オーストラリア・ゴールドコーストで開催されたライフセービングの世界選手権大会「Lifesaving World Championships 2024(以下LWC2024)」において、オープン日本代表がSERC競技で優勝を果たした。過去の大会でも銀メダルを獲得している。
コロナ禍前はプール競技の大会の中で開催されていたが、2021年からSERC選手権の単独開催が行われており、大学生を中心に出場している。LWC2024でチームリーダーとして優勝に導いた森下広大選手(鴨川ライフセービングクラブ)は第1回『大会』を機にSERC競技に取り組み始めた。年々と参加チームが増加するとともに、各チームのレベルが高まっていることが大会結果に表れているという。
また、11月25日(水)から12月13日(日)まで南アフリカ共和国・ポートエリザベスで開催されるライフセービングの世界選手権大会「Lifesaving World Championships 2026(以下LWC2026)」にも日本代表が出場し、SERC競技での2連覇を目指している。

大会に出場する主な注目チーム
大会に出場する注目のチームとして、以下のようなクラブが挙げられる。
- 日本体育大学ライフセービング部:第1回大会から参加し、男子チームにおいては第1回大会から全て優勝している。2025年度大会からはクラブから複数チームの参加が認められ、男女共に3チームずつ参加した結果、高得点で男女3チームともに1位から3位を独占した。
- 東海大学湘南体育会ライフセービングクラブ:前回大会では男女共に第2位となった。女子チームは過去の大会での優勝経験を持つ。
- 西浜サーフライフセービングクラブ:前回の全日本選手権で第2位、第3位となったチーム。LWC2024の優勝メンバーである上野凌選手が所属し、オープン選手だけでなくユース選手も出場する。今大会もLWC2026の日本代表選手が出場することが期待されている。
- 岩井ライフセービングクラブ:前回の全日本選手権の優勝チームで、日本体育大学ライフセービング部のメンバーで構成されている。今大会は2チームが参加する。なお、全日本選手権において2連覇を達成したチームはまだない。

大会日程と主催団体

今回開催される3大会の日程および会場は以下の通りである。


- 第2回全日本ユースライフセービング・SERC選手権大会
日程:2026年11月7日(土)午前 会場:静岡県立水泳場(静岡県静岡市)
- 第6回全日本学生ライフセービング・SERC選手権大会
日程:2026年11月7日(土)午後 会場:静岡県立水泳場(静岡県静岡市)
- 第6回全日本ライフセービング・SERC選手権大会
日程:2026年11月8日(日) 会場:静岡県立水泳場(静岡県静岡市)
主催はいずれも公益財団法人日本ライフセービング協会が務める。同協会は海岸やプールをはじめとする全国の水辺の環境保全、安全指導、監視・救助等を行うライフセービングの普及および発展に関する事業を行い、国民の安全かつ快適な水辺の利用に寄与することを目的としている団体である。





大会ページ:https://ls.jla-lifesaving.or.jp/lifesaving-sports/event-schedule/no6-serc-alljpn/ JLA:https://jla-lifesaving.or.jp/ 水辺の安全を学べる「e-lifesaving」:https://elearning.jla-lifesaving.or.jp/ Water Safetyアプリ:https://ls.jla-lifesaving.or.jp/accident-prevention/mimamori-system/
本記事は公益財団法人日本ライフセービング協会の発表をもとに作成。
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