長野県松川町が11月に移住体験ツアー開催へ 農ある暮らしや子育てを体験
長野県松川町は、食の安全や自然環境での子育てに関心を持つ都市部の子育て世帯に向けて、実際の暮らしや食・農の魅力を体験できる1泊2日の移住体験ツアーを11月に2本開催する。あわせて、地域での働き方を体感できる体験型キャリアイベント「お仕事まるしぇ〜松川町の仕事発見フェス 2026〜」を11月8日(日)に開催する。

有機給食の導入と子育て支援を進める松川町
松川町(町長:北沢秀公)では、令和5年10月から町内すべての保育園と小中学校の給食費を無償化し、給食の食材に有機農産物を取り入れている。町内にある5園の保育園では待機児童ゼロを達成しており、自然の中で子どもを育てる「信州やまほいく」の考え方を取り入れた保育園も運営されている。

学校給食への有機農産物の提供は、町内の生産者団体「ゆうき給食とどけ隊」が担っており、供給量を令和2年度の1.8tから令和9年度に9.4tへ増やす目標を掲げている。なお、同町が定義する有機農産物とは農薬や化学肥料を使わず、遺伝子組み換え技術を使用せず、環境への負荷をできる限り低減した農産物で有機JAS規格を取得したものを指すが、学校給食へ提供する農産物すべてが有機JAS規格を取得しているわけではないと説明している。
暮らしを体験する2本の移住体験ツアー

町内での暮らしを具体的にイメージできるよう、「子育て体験ツアー」と「農ある暮らし体験ツアー」の2つのプログラムが用意される。いずれも役場職員による町の案内や地元関係者との夕食交流会、温泉と宿泊が組み込まれている。松川町移住コーディネーターの北原 太志郎氏(一般社団法人GOKIGEN Nippon 代表)は、人との出会いを通じて暮らしの可能性を見つけるきっかけになればとしている。

各ツアーの概要は以下の通り。
- 子育て体験ツアー
- 日程:2026年11月18日(水)〜 11月19日(木)
- 内容:保育園・「森のこどもえん」見学、有機給食見学、子育て世帯との交流
- 対象:未就学児〜小学生のお子様を持つご家庭、移住検討者
- 参加費:8000円(税込)/大人1人(1日目夕食代、宿泊費[1泊朝食付き]、森のこどもえん体験料、2日目昼食代を含む)
- 定員:4名(事前予約制)
- 農ある暮らし体験ツアー
- 日程:2026年11月13日(金)〜 11月14日(土)
- 内容:農作業体験、有機農業の現場見学、新米の飯盒炊さん(「ぬいぬい農園」の乾真緒さんの畑訪問や、350年の歴史をもつ古民家「市場(いちば)」での体験など)
- 対象:地方での農ある暮らしや食の安全に関心のある方
- 参加費:8000円(税込)/大人1人(農作業の体験料、1日目夕食代、宿泊費[1泊朝食付き]、2日目昼食代を含む)
- 定員:4名(事前予約制)

地域の仕事を体感する「お仕事まるしぇ」も開催
ツアーに先駆け、町での暮らしや仕事に興味がある人に向けた体験型キャリア・移住イベントも実施される。松川町役場産業観光課で就業相談を担当する原 章子氏は、企業の仕事を体験する機会を通じて進路選びや移住・転職を後押ししたいとしている。
- イベント名:お仕事まるしぇ〜松川町の仕事発見フェス 2026〜
- 日時:2026年11月8日(日)10:00〜15:00
- 会場:松川町中央公民館「えみりあ」(入場無料・事前申込不要)
- 内容:地元企業による体験・ワークショップブース、就業・転職相談コーナー、後日の「お仕事見学」受付など
本記事は長野県松川町の発表をもとに作成しています。
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