日本機械学会2026年度年次大会に液体レンズRYUGUを出展へ
2026年9月6日から9日まで東海大学湘南キャンパスで開催される「日本機械学会 2026年度年次大会」において、液体レンズ「RYUGU」が出展される。製造ラインでの高速・高精度なマシンビジョン需要に対応する製品として、9月7日から9日までブース展示が行われる予定だ。
液体レンズ RYUGUの特徴と性能

製造ラインで製品のキズ、汚れ、異物混入などを高速かつ高精度に発見するマシンビジョンのニーズが高まるなか、画像を解析して自動で認識・判断・制御を行う技術が求められている。
RYUGUはレンズが液体で構成されており、外部から電気信号を加えることで度数や倍率を任意に変化させることができる。変化速度は15ms(1msは1,000分の1秒)と高速で、高さが異なる複数の撮像ポイントに対しても、ひとつの液体レンズで焦点を合わせて画像解析を行える。また、モータ駆動ではないため振動がなく、1億回の稼働を保証している。電圧駆動方式により動作中の消費電力は数ミリワットと極めて少なく、長時間の動作でも発熱や振動が発生しない設計となっている。
出展概要と年次大会について
日本機械学会の年次大会は、機械工学分野の技術者や研究者が研究発表や情報交換を行う国内最大規模の学術講演会の一つで、例年2,000名以上が参加している。展示ブースでは液体レンズに関連する機器の展示やプレゼンテーションが実施される。
- 開催期間:2026年9月7日(月)〜9月9日(水)※学会全体は9月6日(日)〜9日(水)
- 開催時間:9:30〜17:00(9日は15:00終了)
- 会場:東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)19号館2階 ブース番号:9
- 展示製品:液体レンズ RYUGU
今後の展望と応用展開
液体レンズ RYUGUは、低消費電力や無振動・低発熱といった性能を生かし、量産工場の外観検査装置や産業用カメラ、各種画像センシング機器などへの応用が期待されている。今後は大口径レンズの開発完了を経て、本格的なカメラや消費電力が課題となるドローン分野への参入を目指すとしている。
本記事は出展に関する発表をもとに作成。
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