三菱地所、東京ビルディングにアジラのAI警備システムを正式導入
株式会社アジラは、三菱地所株式会社が運営する東京ビルディングにおいて、AI警備システム「AI Security asilla」が2026年9月より正式導入されたと発表した。約3か月間の実証実験を経て効果が確認されたことから本格導入に至った。既設の防犯カメラ映像をAIで解析し、体調不良者の早期対応や不審な立ち入りへの対策などに活用される。
実証実験を経て東京ビルディングへ本格導入
東京ビルディングでは、2026年6月から約3か月間にわたり実証実験が行われていた。その結果、当初想定していた効果が確認できたため、2026年9月からの正式導入が決定した。
東京ビルディングは東京駅丸の内口に隣接する地上33階・地下4階の複合オフィスビルで、低層階には商業ゾーン「東京ビルTOKIA」を備えている。多様な利用者が行き交う施設において、警備の高度化と効率化が図られる。

既設カメラを活用した安全対策
「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力や転倒、侵入などの異常行動、徘徊や混雑、体調不良といった注意行動を検知するシステムである。既設カメラをそのまま活用できるため設備投資を抑えつつ、異変を即座に警備員や管理者へ通知できる。
東京ビルディングでは、主に以下の用途で施設の安全性を高める。
- 転倒などが発生した際の体調不良者への早期対応
- 立入禁止区域への立ち入り検知および無断立ち入り対策
- 敷地内での喫煙や駐輪、車路への立ち入りに対する注意喚起
丸の内エリアにおけるAI警備システムの展開

三菱地所は2021年に策定した「三菱地所デジタルビジョン」に基づき、警備や清掃、運搬などの業務にロボットやカメラシステムを導入する「次世代型施設運営モデル」の構築を進めている。
丸の内エリアでは、2022年10月に新丸の内ビルディングで「AI Security asilla」の運用を開始したのを皮切りに、丸の内ビルディングや丸の内パークビルディングへと導入を拡大してきた。今回の東京ビルディングへの導入により、丸の内エリアの主要物件における同システムの活用がさらに進むこととなる。
関連企業概要
株式会社アジラ
- 代表者:代表取締役CEO 尾上 剛
- 所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
- 事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
- 公式URL:https://jp.asilla.com/
三菱地所株式会社
- 代表者:代表執行役 執行役社長 中島 篤
- 所在地:東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビル
- 事業内容:オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸、管理など
- 公式URL:https://www.mec.co.jp/
本記事は株式会社アジラの発表をもとに作成されています。
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