医進の会、関西5大学医学部の英語入試を分析 出題形式や試験時間の違いを整理
医学部受験専門の個別指導塾である医進の会は、関西の5大学が公式に公開している2026年度入試の医学部英語問題を対象に、出題形式や大問構成を同一基準で分類・比較した調査結果を発表した。調査対象となったのは、京都府立医科大学、大阪医科薬科大学、関西医科大学、近畿大学、兵庫医科大学の一般選抜から選定した各1試験、計5試験である。
同じ医学部英語であっても、大学によって解答形式の内訳や試験時間などに違いが見られることが明らかになった。分析・資料確認日は2026年10月19日としている。
調査の背景と対象
医進の会は、各大学が公式に公開している入試問題、解答資料、入試要項などを用い、設問形式を選択式、和訳、英語による内容説明、英作文、和文英訳、誤文訂正などに分類した。本調査は、大学ごとの出題形式の特徴を同一基準で整理し可視化することを目的としており、大学間の難易度や合格しやすさを順位付けするものではない。
なお、分類対象は各大学が公開している資料の範囲に限られ、非公開の設問内容は推測で補っていない。また、関西の全医学部を網羅した調査ではなく、2027年度入試の出題予測を示すものでもないとしている。
大問構成と解答形式の違い
大問数は大学によって異なり、大阪医科薬科大学と関西医科大学は3大問、京都府立医科大学、近畿大学、兵庫医科大学は4大問に分類された。なお、近畿大学についてはA〜Hの小区分を内容上のまとまりに基づいて4つとして集計している。
解答形式については、近畿大学が全問マーク式である一方、他の4試験では選択式に加えて非選択式の記述問題が確認された。確認された主な記述形式は以下の通りである。
- 京都府立医科大学:英語説明、英作文(約150語)
- 大阪医科薬科大学:和文英訳
- 関西医科大学:誤文訂正
- 近畿大学:非選択式の記述なし(マーク式で解答)
- 兵庫医科大学:和訳、和文英訳など
大問数が同じ3大問であっても、大阪医科薬科大学では和文英訳、関西医科大学では誤文訂正が出題されるなど、求められる答案作成の作業には違いがあることが示されている。
60分から120分まで幅がある試験時間
英語の試験時間は、近畿大学が60分、関西医科大学が80分、兵庫医科大学が90分、京都府立医科大学が120分となっている。大阪医科薬科大学については80分として整理されているが、確定情報ではなく予定資料に基づく参考値のため、最終的な募集要項との照合が必要とされている。
試験時間を大問数で割った単純換算値は、京都府立医科大学が30.0分、大阪医科薬科大学が約26.7分、関西医科大学が約26.7分、兵庫医科大学が22.5分、近畿大学が15.0分となった。ただし、この数値は試験時間と大問数の関係を比較するための単純計算であり、実際の解答時間や推奨される時間配分、問題の難易度を示すものではないとしている。
医進の会の概要とお問い合わせ先
医進の会は、医学部受験を専門とする個別指導塾である。一人ひとりの学習状況や志望校に合わせた個別指導を行い、医学部合格に向けた学習計画や過去問対策、受験校選びなどをサポートしている。
- 公式サイト:https://ishin-kai.info/
- お問い合わせフォーム:https://ishin-kai.info/contact/
- 電話番号:06-6776-2934(受付時間 9:00-21:00(月~日))
本記事は医進の会の発表をもとに作成されています。
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