アクシスコンサルティング調査 経営課題の人材確保・育成で69.1%に遅れ
アクシスコンサルティング株式会社は、全国の企業に所属する20~60代の部下を持つ管理職・リーダー639名を対象に実施した「経営課題と人材・専門性に関する実態調査」の結果を発表した。2027年に向けた最重要経営課題として「人材確保・育成」が最多となった一方、同課題を挙げた層の69.1%で計画の遅れや未着手が生じていることが判明した。人材や専門性の不足が、顧客獲得やDX推進といった事業成長の取り組みにも影響を及ぼしている実態が浮き彫りとなっている。
最重要課題の人材確保・育成で約7割が計画に遅れ

2027年に向けて最も重要と考える経営課題を尋ねたところ、「人材確保・育成」が19.2%で最多となった。次いで「生産性向上・業務改革」が15.6%、「既存事業の成長」が13.3%と続いている。


最重要経営課題とその進捗状況を掛け合わせた分析では、「人材確保・育成」を最重要課題とした回答者の69.1%が計画に遅れや未着手があると回答した。同様に「生産性向上・業務改革」では65.0%、「既存事業の成長」では64.7%に遅れや未着手が生じている。


最重要経営課題を具体的に挙げた回答者562名全体で見ると、「一部進んでいるが遅れがある」が37.5%、「ほとんど進んでいない」が19.2%、「着手していない」が5.2%となり、合計61.9%に計画の遅れや未着手が見られた。

進捗の遅れは人材・専門性不足が影響、リーダー不足が最多

人材・専門性不足が経営課題の進捗に与える影響については、「大きく遅らせている」が12.2%、「ある程度遅らせている」が47.1%となり、合計59.3%が進捗への影響を挙げた。
経営課題の実行に何らかの遅れがある回答者348名を対象に不足している要素を尋ねた結果、最多は「変革を推進するリーダー」の19.5%となった。次いで「高度な専門性を持つ人材」が15.5%、「事業開発・企画人材」が10.3%となっている。
顧客獲得やDX推進に遅れ、投資の注力先は育成・リスキリング
人材・専門性不足によって実際に遅れたり見送られたりした取り組みとしては、「顧客・案件の獲得」が33.2%で最も多く、次いで「AI・DXの推進」が33.0%、「業務改革・生産性向上」が31.4%となった。人材不足の影響が事業成長や変革に向けた取り組みにも及んでいることが示されている。
今後強化したい人材・組織への投資に関する質問では、「人材育成・リスキリング」が32.9%で最多となった。次いで「次世代リーダー育成」が28.2%、「中途採用」と「AI・DX人材の確保」がそれぞれ24.1%と続いている。
調査概要と会社情報
本調査の概要および発表元の情報は以下の通り。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査ツール:Fastask(株式会社ジャストシステム)
- 調査対象:全国の20~60代の就業者(課長級以上で、1名以上の部下をマネジメントしている方)
- スクリーニング調査回答者数:13,201名
- 本調査回収数:660名
- 有効回答数:639名(男性550名、女性89名)
- 本調査期間:2026年9月18日~9月19日
- 設問数:20問
アクシスコンサルティング株式会社
- 代表取締役社長 COO:伊藤 文隆
- 東京本社所在地:東京都千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティ6F(受付)
- 設立:2002年4月
- 資本金:765百万円
- 従業員数:208名(2026年9月末現在)
- 拠点:東京本社、大阪オフィス
- 業務内容:ハイエンド人材領域における人材紹介およびスキルシェアの複合サービスを提供するヒューマンキャピタル事業
- WEBサイト:https://axc-g.co.jp/
本記事はアクシスコンサルティング株式会社の発表をもとに作成。
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