アジラ、Cisco 360 パートナープログラムに日本のAI ISV初登録
株式会社アジラは、シスコシステムズ合同会社が展開する「Cisco 360 パートナープログラム」において、日本のAI ISVとして初めてDeveloperに登録されたと発表した。元記事によると2026年9月に登録されたとしている。同社が強みとする独自の行動認識AIやAI映像解析技術と、シスコのAIインフラテクノロジーとの連携を深め、新たなソリューションの開発および市場展開を推進する方針だ。
東京都町田市に本社を置く株式会社アジラ(代表取締役CEO 尾上 剛)は、2015年の創業以来、映像から人の行動を理解する行動認識AIの研究開発に特化してきた。転倒や喧嘩、侵入、滞留といった行動を高精度に分類する独自モデルを開発し、2022年にはAI警備システム「AI Security asilla」の提供を開始。現在は国内約250拠点に導入が拡大しているという。
今回のプログラム登録は、アジラ独自の行動認識AIを活用したユースケースとその市場価値、シスコのテクノロジーとの連携による可能性が評価されたものとしている。シスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、社長執行役員 濱田 義之)の執行役員 パートナー事業統括を務める吉井 彩乃氏は、アジラの高度な行動認識AIとシスコのインフラストラクチャを融合させることで警備や見守り等の現場における課題解決を加速させるとし、日本発の革新的なAIユースケースをより広範な市場へ展開していくことに期待を寄せている。

Cisco Unified Edgeとの技術連携
両社は、アジラの行動認識AI・AI映像解析技術とシスコのAIインフラストラクチャを組み合わせたAIソリューションの提供に向けて連携を進めている。
現在、エッジ環境におけるAI活用を想定し、コンピューティングやネットワーキング、セキュリティを統合したAI対応エッジプラットフォーム「Cisco Unified Edge」と「AI Security asilla」を組み合わせたソリューションに取り組んでいるという。中核となる「Cisco UCS XE9305 Chassis」は省スペースなモジュラー型の設計を採用しており、GPUを活用したAIワークロードにも対応する。今後はCisco Unified Edgeにとどまらず、さまざまなシスコのAIインフラストラクチャとの連携可能性を検討し、エッジからデータセンターまでAI活用を支援するソリューションの創出を目指す。
今後の展望と海外展開
アジラは今後、「Cisco UCS XE9305」上への「AI Security asilla」の実装を進め、エッジ環境でのリアルタイム映像解析の実現を目指す。防犯、見守り、店舗分析など、顧客の要望に応じたカスタマイズ映像解析ソリューションとしての提供も見据えているという。
また、シスコの基盤に対応することで、大規模エンタープライズ、公共機関、病院、金融機関など、厳格なネットワーク・セキュリティ要件が求められる市場への導入拡大が期待されるとしている。あわせて、次世代VLM技術の開発や欧州・中東・ASEANをはじめとする海外展開に向け、グローバルパートナーとの連携を強化していく方針だ。アジラの代表取締役CEOである尾上 剛氏は「シスコ様の持つ基盤技術と当社の行動認識AIを組み合わせることで、これまで導入が難しかった規模や環境の現場にも安全・安心を届けられると考えています」とコメントしている。
会社概要

- 会社名:株式会社アジラ
- 代表者:代表取締役CEO 尾上剛
- 所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
- 事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
- 公式webサイト:https://jp.asilla.com/
本記事は株式会社アジラの発表をもとに作成しています。
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