Renewerが業務可視化AIメボシのプライバシー保護機能を強化
株式会社Renewerは、業務可視化AIエージェント「メボシ」において、記録から保存・分析・削除までの各段階を見直し、記録される本人のプライバシー保護を全面的に強化した。氏名や住所の自動マスキング、秘密情報の二重検出、画像の保持期限つき自動削除などの機能改定を実施している。現場の社員が安心して利用できるよう、分析に必要な最小限の情報のみを記録し、個人に関する情報を残さない原則の徹底を図る。

2026年10月、PHPの重大な脆弱性への緊急対応により、国内でも多くのWebサービスが予防的に一時停止した。AIの活用によって脆弱性の発見から悪用までの期間が縮まるなか、個人情報保護委員会・JPCERT/CC・国家サイバー統括室は10月7日から9日にかけて、不要になった個人データの消去やデータの棚卸しを相次いで呼びかけている。サイバー攻撃による侵入を完全に防ぐことが難しくなる環境下において、被害の規模は保持している情報量に左右される状況となっている。
メボシは、社員のPC作業を一定期間記録した実測データから業務を可視化するサービスであり、プライバシー保護の強化に向けて以下の機能改定が適用された。
- 氏名・住所の自動マスキング:記録されたテキストや画像に含まれる氏名・住所を、分析用のAIに渡る前の段階で自動的にマスキングする。従来からマスキングしてきたメールアドレス・電話番号などに加えた拡充となり、敬称や項目名(「氏名:」など)の前後関係も判定材料とするため、日本語の業務画面でも精度高くマスクされる。
- 秘密情報の二重検出:社内システムのAPIキーや認証トークンのような「形の決まった秘密情報」は、クラウドの検出サービスに加え、文字列の形状から判定する独自の検出層を重ねて二重にマスキングを行う。
- 画面記録の自動削除:記録されたスクリーンショット画像に保持期限を設定し、期限を過ぎた画像はシステムが自動削除する。
記録対象を最小限に絞る基本設計

メボシが記録する対象は、アプリ・ウィンドウ名、ブラウザのURL、画面、操作量(アイドル判定)の4種となっている。記録の対象と間隔は管理者が設定可能で、記録は指定された期間に限って行われる。また、記録対象者本人が記録を一時停止することも可能となっており、取得されたデータは国内サーバーで管理される。

業務可視化AIエージェント「メボシ」とRenewerの概要
メボシは、社員のPC作業を一定期間自動記録し、AIが実測データから「AIに任せるべき業務」を特定するサービスである。ヒアリングや調査票を用いることなく、従来は数ヶ月かかっていた業務可視化を約2週間の記録で置き換える。記録データは保存前に秘匿情報が自動マスキングされ、国内サーバーで管理される。
メボシを提供する株式会社Renewerは、東京都に本社を置き、代表取締役CEOを堀内亮平が務める。「Make AI Common ── AIをみんなの”当たり前”に」をミッションに掲げ、エンタープライズ向けAIプロダクトの開発・提供や企業のAI活用支援を手がけている。同社ではメボシのほか、プロンプト・AIエージェント作成アシスタント「コノン」を展開している。同社のAI活用ガイドブックシリーズは1,600社を超える企業・団体でダウンロードされ、日経225構成企業の3分の1に導入されている。
- サービスサイト:https://meboshi.ai/
- Webサイト:https://renewer.jp/
- 公式note:https://note.com/renewer
本記事は株式会社Renewerの発表をもとに作成されています。
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