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Japan Cutsで岩倉龍一監督がネクスト・ジェネレーション賞を受賞

ニューヨークで開催された北米最大の日本映画祭「Japan Cuts」(第19回)において、唯一のコンペティション部門である「ネクスト・ジェネレーション部門」の最優秀監督が決定した。特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ]、理事長:松谷孝征、東京都中央区)が提供する「ネクスト・ジェネレーション賞」に、岩倉龍一監督の『BRAND NEW LOVE』が選出された。受賞した岩倉龍一監督には次回作の製作支援金として、VIPOより賞金3,000ドルが授与される。

受賞作品『BRAND NEW LOVE』の概要

『BRAND NEW LOVE』は、倦怠期を迎えている若い男女のカップルである唯子と研一が、唯子の叔父が営む古道具屋でアルバイトをする中で、他人と一緒にいることの本質を見つめ直す物語を描いた作品である。本作は、第48回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞している。

作品情報は以下の通り。

  • 監督・脚本・編集:岩倉龍一
  • 撮影:遠藤有紗
  • 録音・整音:鈴木大智
  • 助監督:笹本陽介
  • 音楽:DJ MAYAKU
  • 編集:鈴木 寿
  • タイトルデザイン:近藤唯士
  • クレジットデザイン:仲原 かれん
  • 出演:吉川侑那、菊地恵泉、新川華那、岩倉龍一監督、川部良太

岩倉龍一監督のコメントと審査員講評

受賞にあたり岩倉龍一監督は「ネクスト・ジェネレーション賞をいただけたこと、とても光栄です」とコメントを寄せた。制作について「分かり合えない他者とどう共にいるか」を考えていたと振り返り、映画を作った意味が多くの場所で異なる芽吹き方をした感覚があり、今回の受賞はそうした嬉しさが形になったように感じると述べている。

審査員は講評において「本作は、壊れかけた関係を修復しようとするパートナーたちの姿を、妥協のない眼差しと優しさを合わせもって描き出した作品です。一見ありふれた日常を、巧みに響き合う多層的な日常の瞬間として美しく捉えた本作は、映像で語るという確信に満ちた、新たな映画的才能の誕生を告げています」と評価した。

今年の「ネクスト・ジェネレーション部門」には、以下の5作品が選出・ノミネートされていた。

  • 『猫を放つ』Leave the Cat Alone(監督:志萱大輔、※文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」参加)
  • 『白の花実』White Flowers and Fruits(監督:坂本悠花里、※文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」(長編映画の企画・脚本開発サポート)参加)
  • 『BRAND NEW LOVE』(監督:岩倉龍一)
  • 『ジンジャーボーイ』Ginger Boy(監督:田中未来)
  • 『空回りする直美』Naomi Out of Sync(監督:中里ふく)

Japan Cuts 2026の開催概要

  • 映画祭名称:Japan Cuts 2026(第19回)
  • 実施期間:2026年7月8日(水)~18日(土)
  • 開催地:ニューヨーク
  • 主催:Japan Society
  • 公式サイト:https://japansociety.org/film/japancuts/

本記事は特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の発表をもとに作成。

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