株式会社大洋図書、昭和に消えたニッポンの悪所を2026年10月16日発売へ
株式会社大洋図書は、書籍『昭和に消えたニッポンの悪所』を2026年10月16日(金)に発売したと発表した。本書は、半世紀にわたり路上を撮影してきた篝一光氏の写真と、フリーライターの鈴木ユーリ氏の文によるフォト・ルポルタージュである。かつて存在した色街や路地裏に蠢く人々の姿と、失われた熱狂を記録している。
半世紀にわたり記録された路地裏の姿
本書は、赤線、青線、白線(パイセン)、街娼、のぞき、同伴個室など、路地裏に蠢く男と女を半世紀にわたって記録した作品となっている。かつて怪しい魅力で人を集めながらも忌み嫌われて消えていった「悪所」と、現代の街にはない熱狂を振り返る。



「ストリートカメラマンの始祖」と呼ばれる篝一光氏は、どの街を歩いても表通りでありながらどこかうしろ暗い「染み」のような場所があり、古地図で確かめるとかつての赤線や青線、昔の色街であると語る。また「おわりに」では、街場は人間の欲望を写し出す照魔鏡であり、それに引き寄せられて東京の辻々を撮り続けてきたと振り返っている。
欲望が渦巻いた各地の悪所をたどる
本書では、新宿や池袋、渋谷といった都心の繁華街から、周辺都市やリゾート地まで幅広い地域が取り上げられている。
目次には、新宿、大久保、池袋、原宿、渋谷、六本木、銀座、浅草、上野、八王子、立川、町田、川崎、本牧、横浜、藤沢、横須賀、熱海などが並び、それぞれの土地に存在した色街や赤線跡などの実態をたどる構成となっている。
著者プロフィール
本書を手がけた著者のプロフィールは以下の通り。
- 写真:篝一光(かがり・いっこう)
町中に占領軍の兵士と夜の女が溢れていた戦後の焼跡闇市時代に幼少期を過ごす。ラジオから流れくる歌舞伎や落語の中継等、当時、耳目可能だった日本の古典文化に深く傾倒。この子供時代の体験が現代の「浮世絵社会」の裏側で蠢く人々の生き様を覗いてみようという思いに繋がったとしている。
- 文:鈴木ユーリ(すずき・ゆーり)
1979 年、神奈川県生まれ。フリーライター。東京に生きる若者やアンダーグラウンドカルチャーの実態を最前線で取材し「実話ナックルズ」ほかに執筆している。

書誌情報
- 書名:昭和に消えたニッポンの悪所
- 写真:篝一光
- 文:鈴木ユーリ
- 発売日:2026年10月16日(金)
- 定価:1,760円(本体1,600円+税)
- 仕様:A5判/128ページ
- ISBN:978-4-8130-7658-2
- 発行:株式会社大洋図書
- URL:https://taiyohgroup.jp/book/subculture/id005840/
本記事は株式会社大洋図書の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



