大橋製作所、浮いて見える構造オブジェTENSEG-COIN-を展開
株式会社大橋製作所は、テンセグリティ構造と磁力を組み合わせ、宙に浮いて見える構造オブジェ「TENSEG-COIN-」を展開している。
普段は不思議な均衡を保つオブジェとして眺められるほか、付属のコインを載せてバランスの変化を楽しむゲームとしても利用できる。
1916年の第1次操業から110年を迎える同社が、「物理を遊ぶ。」をコンセプトに開発したオリジナル製品となっている。
張力と磁力で均衡を保つテンセグリティ構造

TENSEG-COIN-は、張力のつり合いによって全体の形を保つテンセグリティ構造をベースに、中央部を磁力によって非接触で支持する機構を組み合わせている。

一部が空中に浮いているように見えながら、全体としてひとつの構造として均衡を保つ点が特徴である。
幾何学的な構造と金属の質感を持ち、見る角度によってシルエットが変わる佇まいを備えている。カラーはblack / red / goldの3色を展開し、棚やデスクなど日常の空間に置くオブジェとして成立することを目指している。
オブジェとして眺めるだけでなく、盤面にコインを載せることで力の変化を楽しめる設計となっている。
コインの重さと位置によって全体のバランスが変化し、構造体はわずかに揺れながら新しい均衡点を探して再び静止する。
さらにコインを載せ続けて限界を超えるとバランスが崩れるため、複数人で順番にコインを載せて平衡を崩さないよう競い合うゲームとしても遊ぶことができる。
2025年に日本物理学会は、1949年に湯川秀樹氏へのノーベル賞授賞が決定・発表された日であることや、日本で発見された元素「ニホニウム」の原子番号が113であることに由来し、11月3日を「物理の日」として制定した。なお、TENSEG-COIN-および本取り組みは日本物理学会による公式企画・共催企画ではない。
TENSEG-COIN-のコンセプトは「物理を遊ぶ。」であり、物理現象を説明する教材としてではなく、まず面白がることから物理に触れる体験を意図して開発された。
1916年に第1次操業を開始し2026年で110年を迎える株式会社大橋製作所メタル事業部が、長年培ってきた精密板金加工などの技術を一般の人が直接眺めて触れられるものへ展開する試みの中から生まれた製品である。

羽田「PiO PARK」での展示と製品仕様

同製品は、2025年2月の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」でのコンセプトモデル出展、2026年2月の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2026」での量産試作モデル出展を経て、2026年9月2日~4日に開催された「第102回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026」で完成した量産モデルが披露された。
また、2026年9月14日からは羽田イノベーションシティ内「PiO PARK」のショーケーシングエリアでも実物の展示が行われている。
製品の概要は以下の通り。


- 製品名:TENSEG-COIN-(テンセグ・コイン)
- 価格:11,000円(税込)
- サイズ:約 W140 × D142 × H105mm
- カラー:black / red / gold
- 主な素材:アルミニウム、ステンレス、ネオジム磁石
- 付属品:専用コイン50枚、サイコロ、収納用巾着、取扱説明書
- 対象年齢:15歳以上


本記事は株式会社大橋製作所の発表をもとに作成。
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