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ウインテスト 中国Youibot製自律走行搬送ロボットの販売に向けた取り組み開始

半導体検査装置などを手掛けるウインテスト株式会社は、中国・深圳市に本社を置くYouibot Robotics Co., Ltd.(Youibot社)製の自律走行搬送ロボット(AMR)を取り扱う新規事業への取り組みを始めました。既存の顧客基盤や営業ネットワークを生かし、比較的小規模な初期投資で産業用搬送ロボット市場への参入を図ります。日本国内を中心に、台湾やインドなどの海外市場も視野に入れ、半導体・電子部品製造業および一般製造業等に向けた販売活動を展開していく方針です。

既存基盤を活用した調達・販売体制を構築

ウインテストは主として顧客開拓や販売活動を担当し、顧客からの受注に応じてYouibot社と個別売買契約を結んで製品を調達する形態を予定しています。

製品の設計や製造はYouibot社の責任で行われ、ウインテストは装置の導入・設置、保守・メンテナンス等の技術・サービス体制を活用します。これにより、新たな設備投資や固定費の増加を抑えつつ、事業領域の拡大と収益機会の創出を目指すとしています。

用途に合わせた豊富なAMR製品群を展開

ウインテストが取り扱うYouibot社の製品ラインアップには、半導体工場向けや汎用搬送など複数のシリーズが揃えられています。

Shipping Box搬送ロボット「ATS 6」は6箇所の収納スペースを搭載し、レーザーSLAM複合ナビゲーションによる±10mmの高精度位置決めや、多段階安全システムを備えています。また、Lot Box搬送ロボットであるATSシリーズは20箇所の収納スペースにRFIDセンサーを標準装備し、ウェハボックスの格納状態をリアルタイムで管理・監視します。

このほか、自動充電や急速バッテリー交換に対応し各種設備へのドッキングが可能な「Oシリーズ」や、上部モジュール搭載前提の専用設計で複合ロボットへ柔軟に拡張できる「L1000シリーズ」なども用意されています。同社では汎用型AMRやリフト型AMR、移動型ロボットアーム搭載製品など、顧客の用途や搬送条件に応じた提案を行っていく予定です。

自動化ニーズが高まる製造現場へ向けた参入

国内の製造業や物流業界では、人手不足への対応や生産性向上、工場内物流の効率化などを背景に、搬送工程の自動化・省人化への需要が高まっています。特に半導体・電子部品製造分野では、ウエハ搬送容器などの工程間搬送において高い搬送精度や清浄度、既存製造設備との連携が求められており、柔軟な搬送経路を実現するAMRの活用が期待されている状況です。

AMRは、磁気テープなどの固定経路に沿って走行する従来型AGVと異なり、センサーで周囲の環境を認識しながら自己位置を推定して自律移動するため、レイアウト変更に柔軟に対応しやすく工事負担を軽減できる特長があります。ウインテストは、これまで半導体検査装置事業で培った顧客関係や製造現場の知見を活かし、営業面での相乗効果を見込んで参入を決定したとしています。

関連企業概要

  • ウインテスト株式会社
  • 本社:神奈川県横浜市
  • 代表取締役:姜 輝
  • 上場市場:東証スタンダード(証券コード:6721)
  • Youibot Robotics Co., Ltd.
  • 設立:2017年
  • 本社:中国 深圳市
  • 日本法人:Youibot Robotics Japan株式会社

本記事はウインテスト株式会社の発表をもとに作成されています。

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