ハミングヘッズのAIHHを南九州市が導入 書かないワンストップ窓口を自動化
東京都江戸川区に本社を置くハミングヘッズ株式会社は、鹿児島県南九州市においてソフトウェアロボット「AI Hummingheads」(以下、AIHH)が活用された事例を発表した。同市は「書かないワンストップ窓口」化の推進に伴い見込まれていた基幹系システムとのデータ連携業務の負担を、AIHHによる自動化によって解決した。外部委託を伴うシステム改修を行わず、職員自身の手による内製化で業務効率化を進めている。
自治体DX推進におけるフロントヤード改革の現状と課題

令和2年に総務省が定めた「自治体DX推進計画」では、書かないワンストップ窓口化などを含む「フロントヤード改革」が重点計画の1つとして掲げられた。それから6年経った現在、デジタル庁の調査によると、フロントヤード改革に取り組み済みの自治体は49%となっている。
同調査のアンケートでは、フロントヤード改革への課題として「取り組むための人材を確保する必要がある」との指摘が最も多く挙げられている。人口減少下でも持続可能な行政サービスや業務効率化を実現するための方針でありながら、人材不足によって推進が難航する自治体が少なくない状況がうかがえる。
基幹系システムを改修せず職員の手で自動化を内製
窓口業務と基幹系システムの連携にあたっては、システム改修や外部委託に伴うコスト・工数の発生が障壁となるケースが多い。これに対し南九州市では、外部への委託を行わず、AIHHを利用してシステム未経験者を含む数名の職員のみで自動化の内製化を進めた。
同市における「書かないワンストップ窓口」化では、手作業で行っていたフローをAIHHによる自動化フローに置き換えたことで、現行の基幹系システムを改修することなく移行を完了させた。AIHHの選定にあたっては、高いクリック精度を持ち、操作可能になるまでのタイムラグに対応できる「オブジェクト名での指定」機能が評価されたとしている。
各種証明書発行の自動化と今後の展開
南九州市では「書かないワンストップ窓口」の基幹系への再入力や印刷を自動化し、住民票、印鑑証明、課税証明、納付証明書などの発行業務において、一番多い時には1日100件にわたる業務の自動化に成功した。住民サービスが向上しているという市民からの声も寄せられているという。
直近では複数のキッティング案件や公会計のデータ連携などでも活用が進められており、今後は日々繰り返し発生する請求書の処理や大量データの移行などの自動化も進めていく予定としている。

- 住所:〒134-0083 東京都江戸川区中葛西5-38-8
- 事業内容:コンピュータプログラムの開発・販売及びコンサルタント業務
- URL:https://www.hummingheads.co.jp/
本記事はハミングヘッズ株式会社の発表をもとに作成。
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