SUS、自社スクラップ100%原料の低炭素アルミフレームを10月27日から発売へ
FA向けアルミプロファイルを手がけるSUS株式会社は、自社製品由来のアルミスクラップを100%原料とした循環型低炭素アルミフレーム「プレミアムエコロジー」シリーズを開発しました。10月27日より主力のSF30サイズを皮切りに順次発売します。従来フレームと同等の品質や既存パーツ類との互換性を確保しており、既存の設計や設備を変更せずに置き換えることが可能です。

原料に自社製品由来スクラップを100%使用し環境負荷を低減

プレミアムエコロジーシリーズは、自社の製造工程で発生した端材と、顧客から回収した使用済みの自社製品由来アルミスクラップを原料に採用しています。一般に再生アルミの製造に必要なエネルギーは新地金を製造する場合のわずか3%程度とされています。成分管理されたスクラップから自社製の再生ビレットを製造して利用することで、原材料製造時の環境負荷低減につなげ、導入企業のScope3削減や環境評価改善に寄与するとしています。


断面設計のトポロジー最適化で最大5%の軽量化

同製品は、新地金を使用した従来品と同等の強度や硬度、耐久性などの機械的特性を備えています。さらに、CAE解析によるフレーム断面のトポロジー最適化(薄肉化)を実施し、当社従来品(SF2)と同等の曲げ剛性(断面二次モーメント)を保ちながら最大5%の軽量化を実現しました。これにより、構造信頼性を損なわずに輸送時や組立時の負荷軽減を図ります。
自社一貫体制により従来品比約15%のコストダウン

薄肉・軽量化によるアルミ使用量削減に加え、自社一貫体制による水平リサイクルにより、従来品比約15%のコストダウンを実現しています。2025年10月より本格始動した不用材引き取りサービス「アルミリサイクル便」を通じて回収した不用材と端材を用い、再生ビレットの鋳造から押出成形、アルマイト処理までを一貫して自社で実施しています。
10月27日発売のSF ECO-30・30から順次展開
第1弾として、角型アルミ構造材「SF」にプレミアムエコロジーシリーズの6種類をラインアップします。10月27日に「SF ECO-30・30」を発売し、順次展開を拡大する予定です。ブラケットやコネクタなどの各種パーツは既存製品をそのまま使用できます。今後はCFP(カーボンフットプリント)の算定を進め、CO₂排出量の可視化と証明書発行にも取り組む方針です。
SUS株式会社の概要
- 本社:静岡県静岡市駿河区南町14-25 エスパティオ6F
- 代表取締役社長:石田琢志
- 設立:1992年6月19日
- 資本金:2億9,000万円
- 売上高:340億7,000万円(2026年2月期・連結。単体では284億7,000万円)
- 従業員数:1,099名(内、正社員942名。2026 年10月現在)
- 事業内容:FA向け機械装置およびユニット機器製品の設計・開発・製造・販売、アルミ製住宅および建築用アルミ構造材の設計・開発・製造・販売、アルミ製家具およびアルミ建材の設計・開発・製造・販売
- URL:https://www.sus.co.jp/
本記事はSUS株式会社の発表をもとに作成されています。詳細な寸法や性能仕様については同社FAサイト(https://fa.sus.co.jp/)に掲載されています。
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