Sprocket、AIデータ分析エージェントを標準接続方式MCPに対応
CX改善プラットフォームを提供する株式会社Sprocketは、AIエージェント「SproAgent」シリーズの「データ分析エージェント」をMCP(Model Context Protocol)に対応させた。今回の対応により、管理画面を開かずに、MCPに対応した生成AIや他のプロダクトからデータ分析エージェントの分析と示唆を呼び出せる技術的な基盤が整った。まずは自社のCX改善プラットフォーム「Sprocket」を構成するプロダクト間の連携から開始し、マーケターがひとつの入口から必要な結果を得られる環境に向けた技術面の土台とする。
管理画面を行き来する負担を解消する連携機能
マーケターは施策のPDCAサイクルを回す際、データ基盤や分析ツール、施策実行ツールなど複数の管理画面を行き来し、操作を覚えて結果を別の画面に持ち込む手間が生じていた。株式会社Sprocketが提供する複数のプロダクトからなるCX改善プラットフォームにおいても同様の課題を抱えており、今回のMCP対応は画面の隔たりをなくす将来像を見据えた先行対応となる。
MCPは幅広いAI製品やサービスが採用する標準的な接続方式であり、技術的には同社プロダクトに限らずMCP対応の生成AIやプロダクト全般と接続できる。まずはCX改善プラットフォーム「Sprocket」内の連携から開始し、顧客データ基盤のSprocket DataStudio等や、施策を実行するSprocket Personalize等を連携先として想定している。
分析手順の反映とレポート形式の維持
今回の対応により、連携先プロダクト内で分析を依頼して結果を受け取れるようになり、人だけでなく連携先のAIが分析を呼び出すことも可能になる。
一般的なデータ分析向けMCPが集計結果を返すにとどまるのに対し、同社のデータ分析エージェントはコンサルティングの現場で培った分析手順や数値の読み方を組み込んでいる。そのため、MCP経由の呼び出しに対しても手順に沿った分析を行い、データと解釈を分けた上で施策実行につながる示唆まで返す。また、データ分析エージェントの特長であるHTMLやスライド形式のレポート出力についても、MCP経由で接続した場合に管理画面と同じ形式で受け取れるよう設計されている。
自律的なPDCAの実現と外部AI環境への展開
株式会社Sprocketは、MCPによる接続が広がることで、人が指示を出さずともAI同士が連携して仮説立案から施策実行、結果の分析までを自律的に進める形が可能になると考えている。
今後は、利用企業が自社で構築しているAI環境に対してデータ分析エージェントの機能だけを接続して提供する形も選択肢として検討を進め、使い慣れたAI環境から分析を利用できる状態を目指すとしている。
データ分析エージェントは、AIエージェント「SproAgent」シリーズの第1弾として2025年7月に提供を開始したサービスである。Webサイトのユーザー行動データや売上データに日本語で問いかけることで、蓄積されたナレッジに沿って分析結果を返す。2026年10月には、Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle Search Consoleのデータにも対応した。
株式会社Sprocket 概要
- 名称:株式会社Sprocket(英文社名 Sprocket Inc.)
- 設立:2014年4月
- 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-24-4 K.U.ビル6階
- 代表者:深田 浩嗣
- 事業内容:CX改善プラットフォーム「Sprocket」の開発・運用とコンサルティングによる成果創出コミットメントサービスの提供
- 詳細URL:https://www.sprocket.co.jp/prt.html

本記事は株式会社Sprocketの発表をもとに作成されています。
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