MAKOTO Prime、AI社員カルクネイティブをインターンチームへ導入開始
宮城県仙台市若林区に本社を置く株式会社MAKOTO Primeは、開発を進めるAI社員「カルクネイティブ」の社内先行運用を拡大し、2026年10月25日よりインターンチームにも導入を開始した。
同社では2026年5月から社員向けに先行導入を進めており、営業部門での日常業務などで活用してきた。今回の展開を通じて、社員だけでなく学生インターンもAI社員とともに業務を進める環境づくりに取り組むとしている。
自ら仕事を見つけて提案するAI社員の特徴
カルクネイティブは、株式会社MAKOTO Primeが開発を進めている企業向けのAI社員である。
従来の生成AIでは人間が指示を入力する必要があったのに対し、カルクネイティブは社内情報を参照しながら業務の進捗や課題を把握し、自ら仕事を見つけて能動的に働きかける仕組みを重視している。メールや社内資料、カレンダーなどの情報をもとに、課題の発見や対応方針の提案、資料調査、成果物の作成などを行う。
また、単発のタスク処理にとどまらず特定の業務を継続的に担当するほか、社員それぞれに配置されたAI社員同士が必要な情報を照会し、部署をまたぐ仕事を連携して進める仕組みの検証・整備も進められている。
先行運用における営業部門での実務検証
社内先行運用では、メール、Google Drive、カレンダーなどの情報を実務で活用する検証が進められている。
営業部門では、朝礼メールや週次レビューの配信、顧客対応に関する情報整理などに活用されてきた。2026年10月には、顧客から商談キャンセルの連絡が届いている一方で社内カレンダーに予定が残っている状況をAI社員が発見し、担当者への確認と対応を提案した事例があった。
さらに、顧客から料金についての問い合わせがあった際には、AI社員から回答準備の引き受けを提案し、社員の承認後に社内資料や過去の案内内容を確認した上で、未確認事項を明示した回答案を作成した実績もある。
インターンチームへの導入においては、AI社員による日々のタスク確認や優先順位の整理、週次での業務の振り返りなどを通じて活動を支援する予定となっている。チームの業務内容や進捗状況を踏まえ、AI社員自らが担当できる業務を提案するなど、実務に即した活用を検証する。
同社は今後も先行運用を通じて機能改善と活用方法の検証を進める方針だ。AI社員に任せる業務の範囲や人間による確認・承認方法、社内情報の安全な取り扱いを整理し、継続的に利用できる運用体制を整える。
また、社内で得られた知見をもとに、将来的な外部企業への提供に向けた検証や改善も進めていくとしている。
株式会社MAKOTO Primeの概要
2011年の東日本大震災を機に東北の起業支援・中小企業支援を開始した株式会社MAKOTO Prime(代表取締役:竹井智宏)は、現在は第二創業としてAI活用支援事業を展開している。
同社が提供する主なツールは以下の通り。
- カルクワークス:スマートフォンから利用可能な議事録およびレポート自動生成AIツール(https://makotoprime.com/calqworks)
- カルクチャット:スプレッドシートで管理・構築できるAIエージェント(https://makotoprime.com/calqchat)
- カルクペーパー:紙や電子ファイルをデータ化し、分析情報を付与するAI-OCRツール(https://makotoprime.com/calqpaper)
本記事は株式会社MAKOTO Primeの発表をもとに作成。
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