光探索協会、再帰性反射可変QRコードを活用したドローンレーザー捜索技術を提案
NPO法人光探索協会は、レーザー光と再帰性反射材を組み合わせた「再帰性反射可変QRコード」による捜索技術を提案している。海難や山岳遭難、災害時などの捜索を迅速化することを目的としており、無人のレーザー搭載ドローンを活用することで二次遭難を防ぎ、夜間でも捜索を行えるとしている。また、個人への捜索費用負担を軽減するため、「グリーンレーザー捜索」を特約に含んだ保険を提供する保険会社を募集している。

海中や山岳での迅速な捜索を可能にする技術
現状の捜索技術では電波が物理的に海中を透過しないため、海上での捜索は人の目視に頼らざるを得ない状況がある。これに対し、同協会が提案するグリーンレーザーを用いれば、海中数mから海中10mまでの捜索がレーザーの反射強度をマッピングすることで可能になるとしている。レーザーをジュウタン的に照射することにより、再帰性反射材からの強い反射光を自動的に解析できる仕組みとなっている。また、無人のレーザー搭載ドローンを用いることで二次遭難の心配がなく、災害直後から夜間でも捜索ができるとしている。

このレーザー捜索を有効にするツールが「再帰性反射可変QRコード」である。特殊な再帰性反射素材がレーザー光に高感度に応答するため、山岳や海上といった無線通信が困難な環境でも、ドローンによるレーザー捜索で迅速かつ広範囲な捜索が可能になる。個別識別を可能として捜索時間の短縮を図るため、再帰性反射材をQRコードにしているという。
同協会では、再帰性反射可変QRコードを装着したウェア、キーホルダーやステッカーなどの普及を行っている。可変QRコード部分には写真やメッセージを何度でも自由に更新できる可変性があり、災害時だけでなく、迷子札や高齢者の見守り、ペットや旅行者の緊急対応用ツール、日常の情報共有アイテムとしての活用も見込んでいる。
国内外での連携とクラウドファンディングの状況

同協会は、10月13日にインド大使館で開催された日印・官民防衛産業フォーラムで展示・発表を行った。ドローン計測会社のAPEX株式会社と共同で新しい捜索方法をインドの会社に提案し協議中であるほか、SMGコンサルタント株式会社と「レーザー捜索」の特許契約を締結した。さらに、将来的に空飛ぶクルマなどが普及することを見据え、「グリーンレーザー捜索」を特約に含んだ保険を一般向けに提供できる保険会社を広く募集している。
なお、Makuakeで実施されたクラウドファンディング「大地震の災害に備えて、再帰性反射可変QRコードの「レーザー捜索」で命を守る!」は、10月25日に目標の100%を達成した。現在は「レーザー捜索のオプションを得る最終チャンス!」のクラウドファンディングがMakuakeで2026年10月30日まで実施されている。
法人概要
- 法人名:NPO法人光探索協会
- 代表者:理事長 前田 佳伸
- 所在地:〒556-0022 大阪府大阪市浪速区桜川1-2-4 ZEN203
- 設立:2019年10月
- 事業内容:光探索システムの普及・振興事業、光探索システムによる人命救助事業
- URL:https://www7b.biglobe.ne.jp/~hikari-search/index.html
本記事はNPO法人光探索協会の発表をもとに作成されています。
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