ニューピークのAI作業マニュアル、翻訳機能にミャンマー語とインドネシア語を追加
長野県岡谷市で精密プレス加工を手がけるスワコーグループの株式会社ニューピークは、2026年10月20日、作業動画をAIが解析して手順書を作成する「AI作業マニュアル」の翻訳機能に、ミャンマー語とインドネシア語を追加した。これにより、日本語で作成した手順書を英語、中国語(簡体字)、ベトナム語、タイ語、ミャンマー語、インドネシア語の計6言語へワンクリックで翻訳できるようになった。同社は2026年11月12日から14日にかけて岡谷市民総合体育館で開催される「諏訪圏工業メッセ2026」に出展し、会場で同機能の実演を行う予定だ。

増加する外国人労働者に対応した多言語展開
厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況(2025年10月末時点)によると、国内で働く外国人は前年比11.7%増の2,571,037人で過去最多を更新し、産業別では製造業が全体の24.7%を占めている。国籍別ではミャンマーが163,311人(前年比42.5%増)、インドネシアが228,118人(同34.6%増)と大きく伸びており、2027年4月には技能実習制度に代わる「育成就労制度」の開始も予定されている。
製造現場において言語ごとに手順書を作り直す作業が負担となる中、今回の機能追加により、ミャンマーやインドネシア出身のスタッフ向けに母国語の手順書を用意しやすくなるとしている。
現場目線で開発された「AI作業マニュアル」の特徴と実績
「AI作業マニュアル」は、スマートフォンなどで撮影した作業動画をAIが解析し、工程ごとに見出しを付けて手順を文章化するサービスである。30分以上の長尺動画や音声のない動画にも対応し、手順書に記載された時刻をクリックすると該当場面の動画が再生される機能を備えている。クラウドERP「NEWPEAK DI Cloud」のオプションとして提供されている。
同サービスはグループの精密プレス加工の現場でも運用されており、プレス加工のサイクルタイムを0.8秒から0.5秒に、後工程の手作業を3.73秒から3秒に短縮した実績がある。専門用語については、翻訳しにくい用語を元の日本語と括弧で併記する仕様となっており、日本語の段階で用語を整えてから翻訳することで、より伝わりやすい手順書を作成できる仕組みとなっている。
諏訪圏工業メッセ2026への出展と無料検証キャンペーン
同社は、2026年11月12日(木)から14日(土)まで岡谷市民総合体育館で開かれる「諏訪圏工業メッセ2026」に出展する。ブースでは作業動画から手順書を作成し、6言語へ翻訳するまでの実演を行うほか、実際の作業手順書のサンプルを展示する。
あわせて、自社の作業がどのような手順書になるかを導入前に確認できるよう、作業動画1本を無料で手順書(PDF)にして返送するキャンペーンを毎月先着10社限定で実施している。

代表取締役の池上和明氏は、海外出身のスタッフへ作業の意図を母国語で正確に伝えたいという思いから、働き手が増加しているミャンマー語とインドネシア語を追加したと説明している。
会社概要
- 会社名:株式会社ニューピーク
- 所在地:〒394-0048 長野県岡谷市川岸上3丁目3-17
- 代表者:代表取締役 池上和明
- 設立:2023年12月19日
- 資本金:3,000万円
- 事業内容:クラウドERPシステムの開発・販売/製造業の現場データとAI活用による、作業分析・教育効率化・標準化の支援
- グループ:スワコーグループ(精密プレス加工/長野県岡谷市)
- URL:https://newpeakjp.com/
本記事は株式会社ニューピークの発表をもとに作成。
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