ISMS・Pマーク認証の取得に6ヶ月以上が63.9% 日本パープルが実態調査
東京都港区に本社を置く株式会社日本パープル(代表取締役社長:林 壮之介)は、情報セキュリティ認証(ISMS/Pマーク等)の取得や運用に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。調査は2026年4月、新規取得を準備・検討している担当者281名と、取得済みで運用・更新に携わる担当者296名の計577名を対象に行われた。
調査結果によると、取得済み層の63.9%が認証取得に6ヶ月以上を要しており、85.1%が更新審査に対して不安や課題を抱えている実態が浮き彫りとなった。また、コンサルティング会社を選ぶ際には作業の代行範囲が最も重視される傾向が示されている。
取得期間は6ヶ月以上が63.9% 初回費用や維持費用の実態
認証を取得済みの担当者296名(「まだ取得していない」の回答を含む)に対し、取得着手から初回審査合格までにかかった期間を尋ねたところ、「6~10ヶ月未満」が32.4%、「10ヶ月~1年未満」が22.3%、「1年以上」が9.1%となり、合計で63.9%が6ヶ月以上かかったと回答した。
初回の取得にかかった総費用(コンサルティング費用・審査費用等を含む)については、100万円以上300万円未満(「100~200万円未満」「200~300万円未満」の合計)が49.7%を占めた。さらに取得後においても、認証の維持・更新に年間50万円以上(「50~100万円未満」「100万円以上」の合計)をかけている担当者が56.8%に上っている。

更新審査に対して85.1%が不安や課題を抱える

取得済み層296名に更新審査に向けて感じている不安や課題を尋ねたところ(複数回答)、85.1%が1つ以上の課題を挙げ、「特に不安や課題は感じていない」とする回答は14.9%にとどまった。
挙げられた課題の内訳は、「前回審査の指摘事項への是正対応が不十分なまま次の審査を迎えそう」が29.7%、「内部監査の実施に工数がかかりすぎている」が28.7%、「文書・記録類の管理が煩雑で、最新版の把握ができていない」と「審査直前の準備(エビデンス整理等)に毎回追われる」がそれぞれ24.7%、「従業員教育が形式的になり、実効性がない」が22.3%となった。特定の項目に集中することはなく、5つの項目がいずれも22〜30%に分散している。

コンサルティング会社を選ぶ際に重視する点を順位付けして3つまで選ぶ設問では、1位に「規程・マニュアル作成の代行範囲の広さ(自社作業の少なさ)」を挙げた担当者が全体の50.6%を占めた。「費用の安さ・コストパフォーマンス」を1位とした担当者は10.2%だった。
また、「取得後(更新・内部監査)のサポート体制」については、上位3位以内に挙げた担当者が75.2%に達している。
調査の概要と企業情報
今回の調査の概要および株式会社日本パープルの概要は以下の通りである。
【調査概要】
- 調査期間:2026年4月23日~4月27日
- 調査主管:株式会社日本パープル
- 調査対象:情報セキュリティ認証(ISMS/Pマーク等)の新規取得を準備・検討している担当者、およびすでに取得済みで運用・更新に携わっている担当者
- 有効回答数:577名(新規取得検討層281名、取得済み層296名)
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
※回答者の業種は製造業が33.1%で最も多く、従業員規模は500名以上が37.4%。
【株式会社日本パープル概要】
- 会社名:株式会社日本パープル
- 代表者:代表取締役社長 林壮之介
- 設立:1972年5月12日
- 所在地:東京都港区六本木七丁目15-7 新六本木ビル5階
- 事業内容:情報セキュリティ事業、デジタルアーカイブ事業、ストレージテック事業
- URL:https://www.mamoru-kun.com/
本記事は株式会社日本パープルの発表(コーチマモル(Coach MAMORU) サーベイ『ISMS・Pマーク認証の取得と運用に関する実態調査 2026』)をもとに作成。
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