三井不動産とアクシル、総額70億円のライフサイエンス特化型CVC設立
三井不動産は、ライフサイエンス領域に特化した独立系ベンチャーキャピタルのアクシル・キャピタル・グループとともに、総額70億円のCVCファンド「三井リンクファンド」を設立しました。創薬や医療機器、再生医療、ヘルステックなどの領域において、シード期からレイター期までの幅広いステージのスタートアップへ投資を行います。研究開発期間が長く資金需要が大きい同領域に対し、成長資金の供給と事業化支援を通じてエコシステムの活性化を目指します。
科学的評価と事業化を伴走する体制を構築
本ファンドの運営はアクシル・キャピタルが担い、創薬シーズの評価や事業化支援に知見を持つRealizeEdge Partnersがサイエンティフィックコラボレーターとして連携します。三井不動産の研究開発拠点や事業基盤に、アクシル・キャピタルの投資知見とRealizeEdge Partnersの科学的評価・専門性を組み合わせ、研究シーズの事業化から成長、社会実装までを一貫して支援する体制を整えます。
三井不動産執行役員の塩谷崇氏は「研究シーズの事業化から成長段階までを支える投資機能を強化することで、場・コミュニティ・資金を連動させた実践的な支援を広げてまいります」とコメントしています。また、アクシル・キャピタルのフレデリック・シェーン氏は3社の力を結集して世界へ羽ばたくエコシステム作りに貢献したいとし、RealizeEdge Partnersの志鷹義嗣代表取締役社長は実践的な伴走を通じて有望なスタートアップの成長を後押しする考えを示しました。


三井不動産は2016年にライフサイエンス・イノベーション推進事業を開始して以来、「日本橋ライフサイエンスビルディング」や賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ」の整備を進めてきました。さらに一般社団法人LINK-Jとの連携によるコミュニティ形成や、VCファンドへのLP出資を通じた資金支援基盤を構築しています。
今回のCVCファンド設立により、従来のLP出資にとどまらずスタートアップへの直接的な成長資金の提供機能を強化し、「場」「コミュニティ」「資金」を連動させたエコシステム形成の推進を図ります。


新ファンドの概要

- ファンド名称:三井リンクファンド1号(登記名称:MF-AX1号投資事業有限責任組合)
- 運営者:アクシル・キャピタル・オーブ1号有限責任事業組合
- 出資者(LP):三井不動産株式会社
- 業務連携先:株式会社RealizeEdge Partners
- ファンド規模:70億円
- 運用期間:10年
- 投資対象領域:創薬、再生・遺伝子治療、医療機器、ヘルステック等の領域
- 対象ステージ:シード期からレイター期まで
- 投資地域:国内および海外
本記事は三井不動産の発表をもとに作成しました。
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